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お客様の体験記
case #26 Cさん (30代 女性)
自己催眠を修得し実践、ネガティブな経験を手放し、目標の「毎週、高速道路を運転する」を実現できた!
<受講コース>
特別プライベートレッスン 自己催眠コース…自我強化・自己暗示など
施療(受講)目的(セッションのテーマ):
恐怖の体験からアメリカ暮らしの中で高速道路を運転することができないでいる。以前のように、毎週、高速道路の運転ができるようになりたい。
<体験談>
特別プライベートレッスン自己催眠コースを受講させていただきました。その節は、ロングセッションにも関わらず終始丁寧なご対応をいただきありがとうございました。
その後、自我強化プログラムで自己暗示に使用しました「毎週、高速道路を運転する」ですが、この度実現できましたことをご報告したくご連絡差し上げました。
当初はアメリカに戻った後も運転の怖さが抜けず、無理することもないと思っていたのですが、ある日あんなに避けていた高速道路を利用してみたいという気持ちになり挑戦したところ成功致しました。
運転が怖くなるきっかけとして、同じ高速道路の合流地点で2度も失敗し修理が必要なほどの自損事故に遭ってしまったということがあったのですが、その「魔の高速道路」を利用したところ、すんなり合流することが出来ました。
2回の成功体験を経て、トラウマも随分と払拭されたように思います。
私のケースですと、高速道路に乗れなくなってから1年未満に自己催眠のご指導を受けられたことも大きかったと思います。恐怖体験などのネガティブな経験はなるべく早く手放すことが大切のように感じました。
自己催眠によって、自分をより活動的に、なりたい自分に寄せていける喜びを体験し、私の人生の中で非常に興味深い経験となりました。貴重なご機会をくださった先生に心より感謝申し上げます。
<体験談を頂いて>
Cさんへ
いつもご利用いただきましてありがとうございます。
丁寧なメール、喜ばしい体験を伺いとてもうれしいです。
「毎週、高速道路を運転する」ことが実現出来たのですね。素晴らしいですね!思わず「すごい!すごい!」ってガッツポーズを取ってしまいました!(^^*)
目的達成、本当におめでとうございます!全ては、Cさんが真摯に自分に向き合っていらっしゃる努力の結果です。
催眠深度も大変深く、イメージ力も素晴らしいです。これからも潜在意識を絶えず感じながら、より望む人生に自己催眠、自己暗示を使っていってください。
Cさんに出逢えたご縁に、心から感謝申し上げますとともに、繋がった空の下で心からエールをお送りします。
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case #25 Yさん (30代 女性) 悲しみが糧に変わっていった!
初回から数えて6年超のリピーターです。
ヒプノセラピーの活用方法についてどなたかのお役に立てればと思い筆をとりました。
一番初回のセッションが人生のどん底で不眠やメンタル不調を抱えていました。。。初セッション後から不眠は消え、不思議なくらい人生が開いていきました。
人生の軌道にのるまで半年、その後4年くらいは、治療というより、自己投資的に今まで未消化の幼少期の人間関係のトラウマを癒す意味でセラピーを受けていました。
毎回のセラピーは映画を見てるような深い筋書きや発見があり非常に面白いです。感覚的には大体年に2-3回、メンテナンスやご褒美としてセッション受けたいなーというタイミングで予約をしていました。山崎さん曰く私はかなり催眠やイメージ力がある人らしいです。
ヒプノセラピーを受けてから転職などを経験し年収アップだけでなく、憧れていた仕事に就けたりと望ましい変化を経験しています。
そして1年前に突然事件に巻き込まれて、心身に不調を抱え、様々な専門家の助けを受けるような状態にありました。自分の治癒力のアップとしての位置づけ、リラックスのために山崎さんのヒプノセラピーも追加で受けていました。
非常にショッキングな出来事だと言語的なカウンセリングは時に辛く、悲しみを話すこと自体がストレスになることもあったのですが、ヒプノセラピーは事件とは無関係のイメージで自分らしさをより増していくようなアプローチで、安心安全な時間でした。
事件によるダメージは大きかったため、1年間は頻繁にヒプノセラピーに通いましたが、リカバリーの早さや、事件をきっかけとして自分自身を丁寧に整理し直して、更にコロナ禍を追い風?に今までずっとずっとやりたかった事を自覚し、それに繋がる仕事に就くことになりました。
もちろんこれはヒプノセラピーを受けた後に自分自身を受け入れて、可能性を自覚して、実生活の行動変容につながったからだと思います。また事件きっかけではありましたが、過去の失われた時間の葬いや、それでも強く生き抜いた自らの光の強さを理解し、悲しい出来事を見事に糧にするような素晴らしい変容を遂げました。
わかりやすい言葉にすると、私自身の個性がまずあって、それを活かせる仕事や人間関係、ライフスタイルを選ぶような、そんなオーダーメイド型の考えになりました。
変化は緩やかに徐々に、でも確実に起きます。一日で魔法みたいに変わるのを願いますが、良き変化でも「変化」自体がストレスを与えるので、緩やかな変化が本人が一番楽に変化できるんだと思います。例えば良い条件の住まいに引っ越しても、半年間は慣れないから妙にストレス感じる、あの感じに似てるかな。
もし2020年内にセラピー受けようか迷ってる方いたら試してみるのもいいかもしれません。世の中はますますカオスに、グレートリセットの渦中ですから、自らを解き放つヒプノセラピーはエンパワメントになりますよ。
Yさんへ
ヒプノセラピーは潜在意識療法です。
ご自身の深いところに向き合うことは、かなりの心的エネルギーを要します。
そういった中でも、体験者Y様は、誰かの力になりたいと送ってくださいました。
Y様は、とても深い催眠状態をお持ちの方です。
純粋な自我へ入られ高位自我と繋がり、顕在的な意識を遠くに置き、今置かれている世界を柔軟な潜在意識から再確認されています。体験の中で、時にコミカルにダンスするように、時にヒプノの涙の中で休むように様々な体験を重ねられ、素晴らしい結果を掴まれてきたのだと思います。
事前カウンセリングやヒプノセッションもご自身に本気で向き合うプロセスですので、決して楽なことだけではなかったと思います。
素晴らしい結果は、一つ一つ乗り越えてきたY様の必然の賜物だと感じます。
心と体、そして魂を癒したいと望む方にヒプノセラピーはエンパワーメントになる療法です。
Y様に心から感謝を申し上げるとともに、「ヒプノラピー体験談」がご興味のある方にとって必ずや福音となることでしょう。
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case #24 Mさん (30代 女性) 2度目は、1度目との対比でより自分の考え方や価値観が、くっきりした!
<1回目のセッションから3週間空けての2回目の体験談…ヒプノセラピー3時間コース:催眠状態をツールとした前世療法>
施療目的(セッションのテーマ)
・自己催眠を練習した時によく出てくるイメージを深めたい。
・「大きな望みは一つずつしか叶わない。助けも一種類についてだけ」という思いの根源を知りたい
<体験談2>
菅又先生
先日は2度目のヒプノセラピーを、ありがとうございました。
2度目は、1度目との対比でより自分の考え方や価値観が、くっきりした気がします。
1度目は、紀元前、石材商のギリシア人男性。
2度目は、飛鳥時代、身分の非常に高かった女性。
国も性別も立場も、波乱万丈具合も違うのですが、どちらの人物も、こと自分の生き方に関しては本当に頑固で、自分で決めたら、付随して起こる悪い出来事も全て飲み込んで貫くところは一緒だな、と思いました。
セッション後、先生に「潜在意識がそう生きたいと言っているんですよ」と言っていただいて、「ああそうか、たしかに」と思いました。
私もやっぱり頑固者で、たぶんこの先もこのまま生き抜くだろうなと思います。
その結果、まわりの人の意向に添えなかったり傷つけたりした時は、別の方法で応える、償う。
これは今回出てきたメッセージで、心を込めてやっていくべきことだな、と思いました。
とても強い気持ちでひとりのひとを生涯愛し抜いた
もうひとりのわたし。
前世であれ、潜在意識がみせるイメージであれ、あれはわたしだなー、わたしへのメッセージだな、と思います。
愛情や熱量がまだ、からだから抜けていかないです。
ずっと自分の中にあったもののような気もして、これはなんなんだろう。
今世で会えなくても、どこかに存在してくれていて、生まれ変わりの先で会えるならがんばっていける。
飛鳥時代にあったことだとすれば1400年くらい前なので、ロングスパンにもほどがあるのですが、こんな感情もあるんですね…
この気持ちが薄れてしまうのはあまりに惜しく、この気持ちのまま、早く書き留めなくては。と思います。
セッション中、説明する言葉がうまく出てこなかったり、普段なら理解できる言葉がなぜか理解できなかったり、
言い出しづらい内容だったりしてあまり語れないわたしを上手く導いてくださって、ありがとうございます。
先生と「こんな言葉が出ていましたね」とセッションを振り返る時間も、とても好きです。
見つけてもらえた、見てもらえた、労ってもらえた。
そんなふうに心がとても喜んでいる、心地よい贅沢な時間だなーと思います。
催眠の技術だけでない、先生の人間性や、セラピーの力だな、と思います。
もう少し咀嚼できた頃、また自分を知りに伺いたいなと思います。
M
<ヒプノセラピー2回目の体験談をいただいて>
再度のご利用と丁寧なご感想を頂きまして感激と感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。拝読致しました。
添付の体験、感想もしっかりまとめていらっしゃいますね。
既に様々なことに気づかれ、素晴らしいですね。
1度目より2度目の方が考え方や価値観がくっきりした気がした、ということですね。
セッションを体験するごとに催眠レベルは深くなっていくようです。
ご感想の中の一つ、「セッションの後、今も、愛情や熱量がからだから抜けていかない。」とありましたね。
潜在意識深く入ることで通常のロジックなもの(いつもの創作的な考え方)から解放され、もっと多次元的とも言える過去からの感覚の記憶に出逢うことがあります。
顕在意識を超えたニューロンのネットワークからその時々の感覚的記憶が今に蘇り体感されているのでしょうね。
私も体感、体験したことがあります。
その感覚がまるで私にそれを忘れないでと言っているみたいに数日間深いところから微かな痺れと熱伝導する感じでした。
無意識的な感覚の連鎖、継続は更なる気づきへと変化していきます。
Mさんは幸せになるために1億~4億個とも言われる精子の中、一等賞でお母様の子宮にたどり着き誕生されました。
それは偶然ではなく必然にです。
一人ひとり魂には役割があるのかもしれません。
どうぞこれからも潜在意識を絶えず感じ、これからの毎日に体験され感じたことを活かしていって下さい。
心からエールを送ります。
またいつの日かヒプノセラピーを通してご自身の本質に出逢いたいなぁと感じたら是非ご利用下さい。
再会を楽しみにしています。(^^)
日本ヒプノセラピーアソシエーション<渋谷サロン>菅又
<更なる気づき…体験後に起こったこと>
菅又先生
お世話になっております。
丁寧なあたたかいお返事をいただき、
ありがとうございます。
先生も体感されたというこの感覚、
本当に感じられて良かったです。
芯にあたたかい力が揺るがずあるような…ふしぎな感覚がします。
あのあとひとつ、とても満足のいくシーンが書けました。
からだの中にあるこの愛情が書かせてくれた、見せてくれた、場面かなと思います。
今回の感想もお役に立つようであれば、掲載に問題ございません。
またお会いできますのを楽しみにしております。
M
<ヒプノセラピー(催眠療法)の詳細プロセス>
体験談2回目のヒプノセラピー
□テーマ
・自己催眠を練習した時によく出てくるイメージを深めたい
・「大きな望みは一つしか叶わない」という思いの根源を知りたい
———安心できる安全な場所
草原、青垣の山々をイメージした。
———催眠の段階
先生の黒目を見て目を閉じると、強いフラッシュを焚かれたみたいに先生の輪郭が赤いオレンジでまぶたの裏に残って、あら、と思った。
まぶたが糊でくっつけられたように開かない。
———体内に光が入ってくるイメージ
緑の光。濃いエネラルドグリーン。色は青緑から、膝の方に移動するとオレンジに。
体がポカポカしてくる。手とおなかは特に温かい。
———最初に見えた景色
板の間の御殿。白砂利の庭。粒が大きくて、踏むとじゃりじゃりする。
ここではたくさんの人が働いている。百二十人ほど。政治と祭祀の場。
塀の中に、公の場と、居住の棟がある。私は居住の棟に住んでいる。
多分、飛鳥か奈良時代だと思う。
———この場所が好き?嫌い?
嫌いではない。というか、特別なことと思っていない。
実家であり、好き嫌いで考えたことがない。
———家族は?
近い血縁者は、父、母、兄、弟(あと、年の離れた妹?妹については確信が持てない)
今の私は16歳。
両親は人を統べる立場。私は二人を尊敬している。
父にはあまり会わない。遠い存在。それにおそらくもう亡くなっている。
母は勝気で、強い人。エネルギーにあふれる人。頬のふっくらした、笑顔が魅力的な人。
母は私のことを不思議な子と思っているのでは?と思う。母とはタイプが違うから。
———「私」はどんな人? 私はあまり人前に出たくない。隠れていたい。
———人前に出たくないと思った原因の出来事は?
(誘導の言葉を聞いた瞬間、実際に心臓が鳴って、どきどきし始めた)
暗い場所。それほど広くない一室で、息を詰めるようにして兄を待っている。
後からやってきた兄の顔は暗くてよく見えない。
二人とも少し緊張している。とても心臓が鳴っている。
何度かこうして会っている。お互いの気持ちはもう知っている。
ここには兄に呼ばれた。お互い、会いたかったから。
———私にとって、兄はどんな存在?
昔から、特別だった。人に知られてはいけない。
でも私にとってはとても自然な気持ち。とても好き。会わずにはいられない。
———兄は私をどう思っている?
同じくらい、好きでいてくれている。他にどうしようもない。
———この時代、名前はなんて呼ばれている?
はしひと。
(でも先生から「はしひと」と呼ばれると最初、首をひねるような違和感。
イントネーションが違うのか、人から呼ばれることが少ない呼び方なのか。プライベートな名前が他にあるような気もする)
———次の重要なシーン。鏡に自分の姿を映すと?
やはり板張りの建物。晴れている昼間で庭が明るい。
磨かれた丸い鏡に自分の顔を映している。今の私と似た顔。26歳くらい。
綺麗な服を着ていて、髪は顔の左右にたゆっとさせて、後ろで結い上げている。
大きなおなかをしている。兄の子を孕んでいる。
すごく幸せな気持ちでいる。
———子どもができたことを、周りの人は知っている?
関わりの深い、本当に周囲にいる人だけ知っている。私が妊娠したことを公にはできない。
知っているのは、身の回りの世話をしてくれている女官や、兄、母、夫。
———兄のことを二人でいる時、なんと呼んでいる?
おおえ。
漢字で書くと「大兄」だと思う。いつも、お兄さん、と親しみを込めて呼んでいる感じ。
———兄は赤ちゃんができたことをどう思っていそう?
喜んでくれている。二人の子だから。
私が子供を産めるように奔走してくれている。
ありがたくて、頼もしくて、嬉しい。
赤ちゃんができても、兄の私に対する態度は何も変わらない。
———赤ちゃんができたことを伝えた時の兄の様子
びっくりして目を見開いている。
伝える時、とても緊張した気がする。
———このことを家族は知っている?
まだ誰も知らない。兄に一番に伝えた。
母にはおそらく言うことになる。
———いずれ分かってしまうけど、どんな気持ち?
それでも嬉しい。ずっと孕んでいたい。
———さらに重要なシーン
少し大きくなった私の子が、母の前で笑っている。男の子。
少し離れた場所で私は座って見ている。この子の母だとは名乗れない。
兄が私の右横に座っていて、私の背中に手を添えてくれている。
兄は感慨深い顔をしている。やっと本当の親子が揃ったから。
子供は兄が引き取った。他の女の人との間にできた子供として育てられている。
母はすべて知っていて、この子をとても可愛がってくれている。
———兄とは自由に会える?
自由には会えない。昔以上に、人目を憚る。でも隠れて会い続けている。
———これからも一緒にいたい?
一緒にいたい。
———兄のどんなところが好き?
小さい頃から気づけば好きだったので、どんなところが、というとわからない。
ずっと好き。
自分で決めてしまうところ、行動力のあるところ、笑った顔。挙げるとすれば、そういうところかも。
———まだ世間から隠れていたい気持ちは存在している?兄との恋愛が関係している?
兄との関係が露見しないように、私は目立ってはいけない。
兄とずっと一緒にいたい。
———赤ちゃんを産んだ私のことを兄はどう思っている?
変わらない。これまで以上に大事。
———変わらない兄のことをどう思っている?
私も変わらない。
兄のやること、願うことを助ける。受け入れる。絶対的な味方でいる。
———メインは一つでなければならないと思う原因になった、次の重要なシーン
旅先のよう。湯治に来ている。兄も母もいる。たくさん人がいる。
母が割と旅好きだから、こんな旅もよくしたほうだと思う。
庭に鬟の少年が縛られて、膝をついている。十五、六歳に見える。夫と、他の女性の間にいた男の子なので、私にとっては親戚であり義理の息子。
———産んだ男の子もここにいる?
私が産んだ男の子は体が弱くて、8つくらいで死んでしまった。
母が可愛がってくれていた。もうこの旅の前に死んでしまっている。
———産んだ子を抱きしめたことはある?
私から抱きしめることはしてはいけなかった。
でも息子の方から胸に飛び込んできてくれたことがある。その時にぎゅっと抱きしめた。
生まれ変わったら、今度は母親と名乗って、自分の子として育てたい、と思った。
———息子が亡くなってどう思っている?
あまり思い出せない。
息子を可愛がってくれていた母がとても落胆している。
———今、心の多くを占めるものは何?
命乞い。
血の繋がらない義理の息子が、謀反を起こした疑いで搬送されてきた。
縛られて、庭で膝をついている。
真相はわからない。兄が仕組んだことかも。義理の息子は罠にかかってしまったのではないかな、と思う。
このままだと処刑されるので、命を助けたい。だから兄にその子の命乞いをする。
———その子はどうなる?
横に伸びた松の樹の枝に、首を吊って死んでいる。手は縛られたまま揺れている白い服のイメージ。
助けられなかった。
もっと本気でなりふり構わず命乞いをすれば助けられたのかも。
でも言い過ぎると逆効果ではという気持ちがあった。
言ったけど、強く言えなかった。
———その出来事をどんな風に受け取った?
私の業の深さ。
この謀反騒ぎも、結局は兄と私の関係に端を発している。
誰か一人を本当に大事にしようとすると、他が犠牲になってしまう。
———今世にその感覚は影響している?
影響している。
———さらに重要なシーンへ
男が会いに来た。兄の協力者。私を説得しに来た。
場面がすぐ変わって、一人で私は泣き崩れている。
もう兄と一緒にいられない。もうすぐ私が死ぬから。
自然死や怪我などではない。どちらかというと病。でも病、には違和感がある。
毒だと思う。
私は34〜36歳くらい。
兄の協力者に毒を盛られた。
———なぜ兄の協力者が、毒を盛ったと思う?
私がいると、兄の邪魔になる。
これまでは私が役に立つこともあったので、見逃されていた。
でも、兄が表舞台に立つべき、そういう時期に来た。
私がいては、兄が表舞台に立てないまま。
でも生きていては、兄も私も離れられないから。
———兄になんて伝えたい?
あなたを置いて、先に逝ってごめんなさい。
遺していくことが心配。
———なぜ揺らぐことなくそこまで真っ直ぐに愛せた?
そういうものだった。
ずっと向き合ってきた。迷いはなかった。大事なのは兄だった。
でも犠牲にした人たちには本当に申し訳ない。
犠牲にしたのは、夫や処刑になった義理の息子、私が産んで我が子と呼べないまま早世した子。
もっと言えば、兄が政治的な思惑の中で消し去ってきた人たちも思い浮かぶ。
———ご主人や周りの人は、兄とはしひとの関係を知っていた?
隠し通すことはできなかった。
それでも兄への気持ちは生涯変わらなかった。
それが私の決めたこと。大事にすると決めたひと。
———ご主人や息子さんに最後に伝えたいことは?
ごめんなさい。償う。次に会った時は助ける。
———魂だけの存在になって、一度だけ振り返った顔は?
青白く、眠るように静か。抜け殻。板の間に寝かされている。
兄が右の枕元にいる。弟も足元にいる。そばで長年仕えてくれていた仲の良かった女官たちも。みんな泣いている。
———ご主人や息子さんはその場にいない?
夫はすでに亡くなっている。とても年上だった。
義理の息子も処刑されて亡くなっている。
私が産んだ息子も8つで亡くなっている。
母もすでに亡くなっていると思う。
———毒を盛った人や出来事について、どんな気持ちを持っていた?
毒を盛った兄の協力者は、信念を持って平気でそうする人。
そんな兄の協力者が少し腹立たしいし、苦手。でも兄にとって、いなくてはならない長年の相棒のような人。
これ以上私が一緒にいることが兄のためにならないことを説得され納得した。
でも生きていると離れられない。なので死を受け入れている。
でも遺していく兄のことが心配。
———私が亡くなった時の、兄の気持ちは?
喪失感。かけがえのない存在。
手放せなかった。やめることはできなかった。
愛されていることも知っていた。
また必ず会う。だからこれからの遺された人生も頑張る。
———お兄さんに家族はいる?
家族はたくさんいる。それぞれ大切にはしたつもり。
———でも愛したのははしひとだけ?
(少し言葉に詰まって)うん。
———そんな兄の心を知ってどう思う?
知ってる(笑)
兄には他に女の人もたくさんいたし、子供もいる。
それぞれに情もあると思う。
辛いこともたくさんあったが、不思議と受け入れられた。
揺るがなかった。
———魂の世界へ。肉体から開放された気分はどう?
境界がない。
二つ見える。一つは前回見た星空の図書館。
もう一つは草原。青垣の山々。光る川。
草原では、私が産んだ子が待ってくれている。ニコニコしている。
私が母だと分かっている。抱き上げた感触がリアル。
———はしひとの人生を振り返って
『愛することを貫くこと』『一人を大事にすると、他は犠牲にする』
『愛と犠牲』その二つがセットになっている。
———それは今世の私にも繋がっている?
繋がっている。
状況に恵まれるなら犠牲にしなくて良い。苦しめたり、苦しむこともない。
でも一方で、それが絆でもあった。
犠牲を払うたびに、よりはっきり感じたし、絆が強くなった。
———今世の私にもう一つ伝えたいことは?
恐れてはいけない。
罪は償えば良い。心を込めて。
償った後にまた会える。ご褒美のように。
———浄化の光
青緑色の珠が現れて、私はその珠に頬を寄せて抱きしめる。
珠がおなかの中に入ってくる。過去世の中で、妊娠しておなかが大きかった時のイメージ。
<セラピーの体感>
前回同様、2時間も経っていたことが本当に不思議。体感は相変わらず30分くらい。
あと身体中がポカポカして内側から暑い。頬がカッカしている。
<前回のヒプノセラピー、今の私との共通項>
前回出てきたギリシア人の過去世も、今回の過去世も、どちらも本当に頑固。
自分が決めたことを頑なに貫く。
これは今もそう。
納得のいかないことは言いたくない、したくない。
決めたことはマイナスの結果も含めて受け入れる。
今回プラスで出てきた気持ちは、
犠牲にした人に対しては、心を込めて償わなければならない。ということ。
兄が一番大事で、それを貫くと決めていた。その結果、犠牲にした。
最後はもしかしたら、自分の命も犠牲にしたかも。
一つ大きな願いを選ぶと他は選べないという考えと繋がっている。
兄以外の人との結婚は、本当は嫌で仕方なかった気がする。
でもしなければならないことだったし、兄のために役に立つことだったからした、というイメージ。しなくて良い時代と立場にせっかく生まれたなら、今世では意に染まないことはしたくない。
また、前回のセッションで見たギリシアの前世も今回も、我が子を幼くして亡くしている。
さらに今回は、義理の息子の命乞いをしたけど助けられなかった。
そのあとに言った言葉が、状況は違えど、ギリシアの時と全く一緒で「言ったけど、強く言わなかった」だった。
止めなければ危ないことはわかっているけど、自分の信念のようなものがあって、それに触れてしまうから、強く言えずに亡くす、というモチーフ。
「もっと強く言えば亡くさなかったかも、助けられたかも」と思うけど、でも信念に沿ったから仕方ないとどこかで思っている。
今の私の「はっきり言った方が良いかもしれないけど、相手への遠慮であまり強く言えない」感覚と繋がっている。
あと、どちらも自室で家族に看取られて、心静かに死んでいくところも共通事項。
<びっくりしたこと>
兄を待つ書庫の場面で、心臓があんなに本当に鳴ることにびっくりした。
そわそわして、何度も指を組み替えていた。
そして秘密を、セッションを通して、ひとに知られてしまった羞恥心でいたたまれない気持ちに。
私は今でも自分の恋愛について話すのが苦手だけど、根元のひとつかも。
あと毒で死んだなんて思いもよらなかったのに、毒と出てきた瞬間すごく腑に落ちた。「あいつか!」と膝を打つような気持ちが飛び出してきて、このセッションの中で一番驚いた。
でも殺されたことではなくて、自分よりずっとウワテなその男性に、思い通りに動かされたことが腹立たしい感覚。複雑な気持ちはあるけど、恨みはない。
セッションの後、今も、愛情や熱がからだから抜けていかない。
ずっと私の中にあったもののような気がする。
あの生涯かけて好きだった人がどこかに存在してくれていて、いつかまた会えるなら、千年でも二千年でも、一人でがんばっていけると思う。
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case #23 Mさん (30代 女性) いつも以上のリアルさで浮かんできました!
<2016年7月の第2週(はじめてのヒプノセラピー) ヒプノセラピー3時間コース…催眠状態をツールとした前世療法体験談>
菅又先生
先日は大変貴重な、深いお時間をありがとうございました。すてきな笑顔で迎えていただき、大変嬉しかったです。
セッション前のお話もおもしろく拝聴しました。
セッションは五感のうち得意なもので感じる、というのは確かにその通りでした。
子供の頃から物語を作るのが好きで、時々、場面が実際目で見るように思い浮かぶのを密かにずっと楽しんできたのですが、セッションでもやはり風景が、空気や光の感じまでいつも以上のリアルさで浮かんできました。
物語を紡ごうとする時に頭の中に広がるイメージも、今回のセラピーで見た視界も、一体どこから来るんだろう?なぜ見る機能があるんだろう?そのふたつは似ているけど、違うのだろうか。とても不思議で興味が尽きません。
脳科学で説明することのできる作用だったとしてもあまりに多彩でおもしろく意味深で、やはり不思議だなあと思います。
セラピー前、欲張って4つのテーマを立てましたが、出てきた(おそらく紀元前の)ギリシャ男性の人生が、そのテーマのどんな回答になっているのか、実はまだ上手く結び付けられずにいます。
でもゆっくり考えてみると、やはりこれが自分にとって優先度の高いメッセージだったんだなと思います。
また、その男性の考え方が今の私の考え方とあまり変わらず、出てきたメッセージも「私」らしかったことに「あら」と思いました。
正確に言えば私より堅実な違う生き方なのですが、反復横跳びの残像みたいなもので、私は私でしかなく、あまり変わっていない(紀元前から!)と思うと、がっかりするような、納得なような…。
ひとつの人生の中でもやはり自分の身の丈で右往左往しているのでそれをずっと続けていくということなのかしらと思うと、我ながら微笑ましいような、ぞっとするような…。
そうやって自分の歩幅で、右に跳び、左に跳びしながら、段々自分の真ん中の「軸」を掴んでいく作業なのかもと思いました。
軸と言えば、ダンスでターンをする時、「頭の上に糸があって、それに真直ぐ引張られているように、軸を意識して」とよく言われていたのですが、そんな風に自分の軸はどこか高いところにすっと繋がっているのかも知れず、それを意識すると、目を回したり倒れたりせずに、日々生きていけるかもとも思いました。
セッションの様子を整理しながら書き出していたら、1万字近くなってしまいました…笑
字数からも、やはり濃い時間だったな、と思います。せっかくなので添付いたします笑
貴重な体験に導いていただき、ありがとうございました。また自分を知りに伺いたいなと思っております。
M
<ヒプノセラピー体験談1をいただいて>
頂きましたご感想、そして添付をありがとうございます。
ご丁寧なメールに感謝申し上げます。
拝読致しました。
短い間に様々なことに気づかれ素晴らしいですね。
Mさんのセッションでお側に寄り添い感じたことは、普段より潜在意識、直感やインスピレーションを身近に感じていらっしゃる方だということです。
特に映像や空間のエネルギーを受け取ることができる素晴らしい感性をお持ちです。
どうぞこれからもご自身の潜在意識を絶えず感じ、活動へ反映していって下さい。
潜在意識は使う程に研ぎ澄まされていくと言われています。
ご自身の潜在意識はご自身の顕在意識が気づいてくれることをワクワクドキドキして待っています。
ヒプノセラピーは普段なかなか入りづらい潜在意識と向き合うことが可能な方法論です。
どうぞこれからも本来のご自身と出逢っていって下さい。
そしてご自身の潜在能力をどんどん使っていって下さい。
ご利用を頂きましてありがとうございました。
日本ヒプノセラピーアソシエーション<渋谷サロン>菅又恵美子
更にセッションの詳細にご興味のある方は下記をご覧下さい。
Mさんは体験をそのままに書き記して下さいました。
<Mさんが下さった体験談 詳細>
□テーマ
・時々起こる喉の圧迫感、寝ている時の首を狙われているような不安感を取り除きたい
・恋愛パターンがいつも一緒なので、原因を見つめて前向きになりたい
・抑制してしまってはっきり言えないところの調整
・文章を書くイメージの力をもっと自由に使いたい
———光が体内に入ってくるイメージ。
少しレモン色がかった白い光をイメージした。
体内の、先生のおっしゃる部位に光が移動するのをイメージすると、そこに熱を感じた。
特に目の時には、目自体が、労られていることを喜んでいる気がした。
目に対して「負担をかけてるのに顧みなくてごめんなさい、いつもありがとう」みたいな深い感謝の気持ちが溢れてきた。
そんなこと初めて思ったし、しかもちょっとうるっとしている自分に「え」と思った。
———階段のイメージ。
足元にものすごく急な、狭い、下に降りていく階段がある。材質は石。右手に金の手すりが付いている。
途中から急過ぎて、はしごのようになり「いやいや、これもう階段じゃないし!」と内心ちょっと予想外でおもしろい。
結局、はしごにぶら下がるようにして後ろ向きに伝い降りる。木の根を伝い降りるようなイメージが浮かんだ。随分深いところに降りたと思う。
一番下にたどり着くと、つるつる磨かれた白い石。
アテネのパルテノン神殿の石みたいな、雨風、人の往来に長年削られて、まろやかになった石。
そこでトントンと足踏みする。
すると、裏が革で、紐で編み上げた白いサンダルを履いている成人男性の足が見えた。普段履きのサンダル。
「手を這わせてみて」と誘導を受けると、ゴツゴツした筋肉質なふくらはぎの感触。「わ、すね毛の感触もある」と思った。
膝丈の、白い古代ギリシアのような服を着ている。それなりに綺麗な布でできている。でもウエストは荒縄のようなもので絞ってある。
お腹は引き締まっている。顔を触るとひんやりして、シュッとした、硬い頬の感触。くるくるした短い赤銅色の髪の毛。碧色の瞳。
———最初に見えた風景。
辺りを見回すと、市場。買い物客と、売り手で賑わっている。
おそらくアテナイのアゴラ。
目線を上に移すと、岩場の上、坂を登ったところに神殿が見える。
ひとまず、この街は平和そう。
この街には何度か来ていて、ここも初めての場所ではない。
今は宿に荷物を置いて、お財布や身近なものだけ持って広場にやってきた。
特に買い物しようというのではなく、ぶらぶらと様子を見に来た。
特に大事なものはこの旅には持ってきていない。
この街には仕事で来た。
———仕事の目的地は?
大きな白い石材がたくさん転がっている工房。
神殿のような円柱の並ぶ建物で、職人の男性がたくさん働いている。
ノミとか、粉末を洗い流すための水をためた長方形の石桶などが目につく。
明るい場所。入り口の向かいの奥に庭もある様子。
ここでは神殿の柱や、レリーフなどを作っている。
今も神殿の柱を制作しているところのようで大きなエンタシスの柱がごろごろ横たわっている。
私は石材を売りに、取引をしに来た。もしくは打ち合わせをしに来た。
———この場所で一番気になる人物は?
近くにいた若い職人が顔をあげて、にこっと笑ってくれた。
でもこの場所で一番気になるのは、奥にいる年配の男性。
はげていて、髭を生やしている。渋めのオレンジ色をした服を身につけている。ソクラテスがもう少し整ったような容貌。
職人達の親方で、この工房の責任者。この人と私は取引をする。
親方は私が来ると「おっ、来た来た」と、眉間を開く感じ。
可愛がっている若者が来たように思ってくれている。
———(視点の転換)親方から見た、前世の私の印象。
良い石を持ってくる若者。よくじっと職人たちの仕事を眺めている。
職人の仕事に憧れている様子が純粋に思え、かわいいやつだな、と思って目をかけている。目の丸い、体格もまあまあ良い青年。
前世の私の名前にはHとかPとかがつく。
ヒマ、ヒプ・・・5〜6文字の名前。ヒマティオン。
———この場所をどう思っている?
良い環境で、前世の私はこの仕事場が好き。
いい仕事をしている職人の集団で、工房にはいつも活気がある。みんな誇りを持っている。実際に公からも認められている工房で、神殿とか重要な建物を任されている。
———自分の仕事をどう思う?
自分は親から継いだものをそのままやっているだけ。作るほうがすごい。
職人たちのことが自分のことのように誇らしい。
———ヒマティオンの家はどんな家?
ヒマティオンは、森の中の、木に囲まれた小屋のような家に住んでいる。平屋のよう。
ドアを入って右側が、キッチンと食卓。窓が両面にあるので明るい。
左の奥がリビング。そこで子供と遊んでいるイメージ。
この大きめの一室しか印象にない。でもベッドがここにはないので、別に寝室があるのかも。
キッチンの脇から庭に出られて、井戸のあるその庭を囲むように棟がある印象。
食卓は木でできた長方形。
椅子は7〜8つくらい。背もたれがある椅子と、臨時のお客さん用の丸椅子。
キッチンを背にした短辺に私が座り、長辺の左側の席が奥さん、長辺の右側には子ども達が年齢順に並んでいる。
一番近い席から長子の女の子、その向こうが真ん中の男の子、さらに向こうが末っ子の男の子。末っ子はまだ赤ちゃん。5人家族。
(話しながら、変な席順だな、と思った。赤ちゃんの面倒は奥さんが見そうなものなのに、子供たちが並んでいるので。赤ちゃんのうちは特定の席がなく抱っこしていたイメージもある。あと、末子の面倒は真ん中の男の子が見ている様子)
仕事仲間にごはんを振る舞うので、この家族+αでよく食事をする。
賑やかで明るい食卓。
真ん中の男の子はしっかりしていて、賢く落ち着いている、顔立ちも良い息子。子供たちの中で一番好感を持っている。
長女はちょっとミーハーで、愚かだな、と思うことがある。
末っ子はまだ物事が分かっていない赤ちゃん。くるくるした巻き髪と丸い目が自分に似ている。
私は、特に子煩悩というほどでもないけれど、時々子供たちと遊んでいる。子供達にはやりたいことをやってほしい、と思っている。
奥さんは幼馴染。小さい頃から自然にずっとそばにいる存在。仲が悪いわけではない様子。感情をあまりパッと表に出さない、淡々とした人のよう。
———(視点の転換)奥さんから見て、ヒマティオンはどんな旦那さん?どんなパパ?
長い沈黙の後、「普通・・・」
生活は豊かなほう。困ることはない。
安定していて、ヒマティオンや生活に関する不満、不安は特にない。
———ヒマティオンにとって仕事はどういうもの?
実際に働いている場面はイメージしなかった。石を切り出す力仕事をしている印象もなく、現場監督のような立場なのかも。
この仕事は、もともと生まれついた場所で、親から引き継いだものみたい。
流れの中で自然に就いた仕事。
工房の職人など「作っている人」を見ると、自分も作る仕事がしたいという思いに駆られる。
趣味では小物を作っている。木を彫ってコップやお皿を作り、食卓でも使っている。フルーツを盛る大きな高坏も自作。食卓に並んでいる自分の作品を見るのがいつもちょっと楽しい。
作る職業には憧れるが、今の自分の仕事ではないと思っている。
———ヒマティオンの人生に起こった大きな出来事。
家からすぐ近くの場所に、大きな白い崖がある。見上げるような岩場。眩しいほど白い。
その崖のすぐ下は白い砂利道。いつも砂埃が舞っているような、乾燥した埃っぽい道。ちょっとした街道かもしれない。
その砂利道に馬車が停まっている。栗毛の馬がこっちを向いている。
馬車自体は珍しくないが、ここに停まっているのは珍しい。
血?誰かが怪我をしたみたい。その子を運ぶための馬車。子供。ヒマティオンの一番下の男の子。事故死。もう死んでいる。石切場で遊んでいて落ちたとか。理由ははっきりわからない。誰も見ていなかった。
まだ5、6歳くらい。
(なんとも言えない亡くした悲しさが溢れてきて、現実に涙がぼろぼろでてきて、びっくりした)
———次の場面。
お葬式。人が集まって、森の中の墓地に埋めているところ。
奥さんが泣き崩れている。
子供たちは何が起きているのかあまりわかっていないような気がする。
———その時ヒマティオンはどう思った?
石切場は危ないから遊んではダメと言ってはいたけど、強くは言っていなかった。規制したくなかったから。もっと強く言えばよかったのかも。でも自由にやりたいことをやらせたかったから、この結果も仕方ないと、泣きながら自問自答。
———(視点の転換)亡くなった息子の視点。
無邪気に遊んでいた。うっかり落ちた。今は痛いところはない。
自分の葬式で泣く家族たちを見て「ごめんね、また会える?」と思っている。
———息子へ。
気づかなくてごめん。危ないとは思っていたし、気をつけてはいた。でも事故の時は気付けなかった。もっと強く言えばよかったのかもしれないが、言いたくなかった。自由にやりたいことをやってほしかった。好きにやらせたい。だからこの結果も、これはこれで、仕方がない。
———次の重要な場面。
夜のアゴラ。市場に人はいない。上を見上げると、議論をする建物と神殿に煌々と明かりがついている。
何かを決めようとしている。戦争をするかどうか。
こちらから仕掛けるのではなく、海の外からやってくるのを迎え撃つ戦争。
私は、「家族を守らなければ」と思っている。
———次の場面。
狭い砂浜に、小舟で上陸しているところ。潮が完全に満ちたら、なくなってしまうような本当に狭い砂浜。本船は沖に停まっている。
切り立った崖に狭い階段が作られていて、そこを駆け昇る2〜3人の仲間を崖の下から見上げている。
作戦、同盟、というキーワードが浮かぶ。
上陸したのは、味方につくか敵につくかわからない、戦略的に重要な補給地である島みたい。
作戦を急いでいる。気づかれないうちに行わなければならない。
(最初、見つからないように急いでいる様子だし、作戦、水、というキーワードが浮かんだので、井戸水に毒を入れに来たのかな、とも思った。でも話し合わねば、という気持ちが浮かんできて、この後はそんな風にストーリーが進んだ)
まだ開戦はしていない状況のよう。
この役目には、推薦された。叔母がこの島の神殿だか、貴族の家だかにいるので、そのツテで、島の責任者と話をするのが自分の役目。
———次の場面。
広間。上座に座っている年をとった男性に一生懸命訴えかけている。
———(視点の転換)島の責任者の視点。
どちらが得か。使者は真面目に話してくる。こいつは嘘をついているつもりもなさそうだし信じられるけど、要求を呑むのがこの島にとって得かどうかが問題であり重要。迷う。
———島の責任者の態度をどう思う?
煮え切らない。急ぐけど、今日の今日で返事がもらえないのは仕方がないかも。
答えが出るまで少し待つしかない。
———この仕事についてどう思うか。
自分と同じように、他の幾つかの島にも派遣されている人たちがいる。
自分にやれることをやる。
人を傷つける戦いではなくて、味方を作る戦い。
———そのあと、どうなった?
宴に参加している。広間の床に料理が並び、お酒を飲み、笑って騒いでいる人々。戦争に勝った。
勝ってホッとしたけど、戦い自体は嫌だった。
人が斬り合って倒れる、血が流れ、人が死んでいく場面が思い浮かぶ。
ヒマティオン自身は争いを外から見ていた。襲ってきた一人二人を凌いだぐらい。怪我と言っても、腕や足をかすったくらい。
全体として、犠牲はそんなに多くはなかった印象。家族も死んでいない。
敵は上陸しなかったんだと思う。したとしても、遠い南の方だけだったイメージ。
完勝というより、いくつかあるうちの一つに勝って、しばらくは休息できる、今後はまたどうなるか分からないという感じがある。一時期の平和かも。
無事でひとまずほっとしたけど、心から喜ぶ気にはなれない。
———ヒマティオンが説得に行った、あの島は?
敵にはならなかった。おそらく中立?曖昧。
敵を受け入れはしなかった。
少し破壊されたイメージも浮かんだが、崖に守られて、それほど被害はなかったみたい。
説得した壮年の男性からは代替わりして、息子が継いでいるようだ。
ヒマティオンの家族も宴に来ている。男性のみの宴と、女性や子供もいる宴の二部構成?
———(視点の転換)奥さんはどう思っている?
夫が無事に帰ってきてよかった。でも戦争に傷ついている様子だ。
戦争の後、夫は議論をする立場になった。家族みんなでアテナイに移り住むことになった。まあ、それはそれでありか。
———戦争が終わって生活が変わり、家族はどう思っている?
奥さんは良くも悪くもいつも淡々としている。
そこがぶれなくて良いとヒマティオンは思っている。
長女は、良い服が着れるようになったし、アテナイの大きな家に住めるようになり、お嬢さんのようになれて舞い上がっている。
戦争は遠く離れたところで起きたことで、実感はない。父親が無事でよかった。
息子もよかった、と思っている。お父さんのことは誇らしい。
でも戦争の後、父親に少し元気がないな、とも思っている。
自分もこの都市のために戦うつもり。何らかの形で父親の跡を継ごうと思っている。
———状況が変わって、ヒマティオンはどう思う?
戦争の功績が認められて、住むところも、求められることも変わった。
でもそれは環境や周りによって促された流れ。自分はやれることをやるだけ。
———ヒマティオンの死の場面。
静かに自宅のベッドに横たわっている。老衰に近い。68歳?
ベッドの左側に奥さんや、長女、長男、その家族が並んでいる。右側は窓のある壁。そんなに広い部屋ではない。
長女は赤ちゃんを抱いている。良いところに嫁に行って、今は主婦をしている。
長男がしっかりしている。だから安心。
奥さんは相変わらず淡々としている。こんな時までぶれないなって、おかしみと愛おしみの感情が湧いてきて、笑えてくる。
———ヒマティオンにとって、死ってどんなもの?
末の子と、戦争で死んだ人のことが浮かんでくる。
若くあっけなく死んでいく人もいる、自分は長く生きた、と思っている。
———魂が離れた後、一度だけ振り返って。
眠るような顔。口をちょっと開けて横たわっている老人の顔。安らか。
家族は泣いているけど、自分の死が近いのはわかっていたことだから大丈夫。
魂は上へ。
———迎えに来ている存在がいますか?
手を広げたマリア様の巨大な像が、斜め右上にイメージされた。
(なんでマリア様?と思った。ヒマティオンは紀元前の人だと思ったが、キリスト教が起こった後の時代だったんだろうか?)
———魂だけが存在できる場所はどんな場所?
星空の中に本棚が浮いた、美しい図書館。
図書館といっても壁はなく、建物の中ではない。
本は全て、あるべきところに収まっている。
その真ん中に私は浮いている。
とても美しい場所。落ち着く。
———人生を振り返って。
ヒマティオンの人生は、やることはやったし、逃げなかった。
日常の面倒なことや、やりたくないことでも、やるべきことはやった。
「役割」を全うした。
工房と家の食卓が印象に残っている。
特に工房は今思い出しても気持ちがいい。本当に好きな場所だったんだなと思う。
反対に石切場はあまり好きじゃないかも。子供が亡くなった場所だから。
———ヒマティオンがこの人生で学んだことは?
コツコツやること。
ただ、「コツコツ」はこの人生で自分がやったから、今世の私はやりたいことをやればいいと思っている。
やりたいことは、今世の私にとってもやっぱり、作ること。
形に残るものを作る。残らなくても、自分が作りたいものを作る。
———ヒマティオンの人生にタイトルをつけるなら。
『誠実』
今世も、誠実に生きねばならない。やりたいことをやるにしても、それによって誰かを傷つけるにしても、誠実でなくてはいけない。どんなやり方をしても良いわけではない。
———高次の存在からのメッセージ
白いレモン色の光がさあっと真上から降り注ぐイメージ。
でも何も聞こえなかったし、浮かばなかった。
<セラピーの体感>
終了後、開始から1時間50分も経っていると教えられて、「え!!!」と本気で驚いた。体感はまさに30分くらい。
施術中、途中からものすごく暑くなり、汗が額から頬へ伝い流れるのを感じた。
自分が泣いてしまったことにもびっくり。
まず自分視点の風景がポンと頭に浮かんで、「この時何があったんだっけ・・・」と思い出していく感じ。思い出しやすいことと、思い出しにくいことがあった。
他人視点でヒマティオンのことをどう思うかを聞かれると、少し混乱する感じがある。
風景や部屋の間取りは本当にリアルで、光や空気の感じ含め、自分が今住んでいる街や家と同じように思い出せる。
人の顔立ちはぼんやりしか見えない。体感は少しある。
音や匂いは感じられない。
セラピー前に「人によって、五感の得手、不得手がある」というお話を伺ったけれど、私は完全に大多数の視力派のよう。最初に目に感謝したのも納得。普段も目を酷使しているので、ちょっと休めてあげようと思う。
前世にせよ、妄想にせよ、こんなにはっきりしたイメージがどこからやってくるのか、本当に不思議。
また私がイメージしていた、白い壁のような崖の眩しさとその前に停まっている馬車のイメージを、先生も共有されていたことを伺った。とても不思議でおもしろい。
<ヒマティオンについて>
性別も人種も時代も違い過ぎる設定なのに、自分以上でも以下でもない気がした。これが前世なら、おそらく紀元前から私は大して変わっていないということだ。
ただ、今の私よりもずっと堅実に生きた人で、「自分の役割」にすごく責任感を持っていて、逆に言えば自分を檻にはめていて、それから外れることはしてはいけないと思っていたよう。
本当は作りたい、作りたい、と思っていたけど、石材を売る仕事はやるべきと自分に定められたことだと思ったから貫いた。
権力に対する欲求はあまりなかった。政治に参加することになり、それまでより大きな家に移り住んでも、たいして誇っていないしあまり興味がない。やることをやっただけ、なるようになっただけ、というスタンス。これくらいのことで得意になるのは恥ずかしいと感じていたかも。舞い上がっている長女を愚かだな、と思っている。
あと奥さんとの間に派手な感情はなかったけど、彼女のあまりにぶれない感じが逆にちょっとコミカルでおもしろく、愛おしいなぁと思っていたみたい。
<今の私に引き継いでいるところ、変わったところ>
芸術部門の職人さんに憧憬を感じているところは、確実に引き継いでいる。
権力を少し引いてみているところも。
恋愛については、冷静に自分を見ていて得意にならない人が好き、という好みは共通事項かも。
今、やりたいことをやり、行きたいところに行き、いっぱい経験しようと思って行動している点では、ヒマティオンの願いを叶えられていると思う。
その結果起こる悪いことを受け止める覚悟のようなものは、末っ子の死に際しヒマティオンが感じていたことに現れていたように思う。
他者の生死に関わる失敗に比べたら、少しの失敗くらい大したではないと思って、私はこれからも色々経験すべきかも。
「作りたい」という欲求には、いつも充分に応えられていない。
怠惰だったり、日常の疲れだったり、まだ作りかけという自責の気持ちがあるからなのか、「作りたい」というメッセージが強く出てきた。
私は死ぬまでに自分の気が済むものを、完成させるべきなんだと思う。それが優先課題なのかも。
<出てきたキーワードと今の自分>
「やると自分が決めたことをやる」「作りたい」がキーワードとして強かった。
また果たせなかった裏テーマとして「自分で作っている檻を破る」があった気がする。
でもどんなやり方をしても良いわけではなく誠実に、というメッセージもあった。
振り返ると、これまで自分が経験してきたことに、ぴったりリンクしている。
私の人生のイベントは、この学びのために用意されているのではと思えるほど。
その1、
大学時代に学んだ「世間の価値観が本当に正しいのか自分で考えてみる」姿勢。
(→「自分で作っている檻を破る」)
その2、
就職活動中に偶然デザイナーを職業としている人に出会って「あ、やりたいことって、やっていいんだ」と自分が無意識に作っていた檻がパリンと割れたこと。
(→これも「自分で作っている檻を破る」)
その3、
大反対の親を一年かけて説得して、デザイン会社に飛び込んだ時の「これがやれなかったら死んでしまう!」とまで思った決心。(未経験だったのによく雇ってくれたな、と今ほんとうに思う)
(→「作りたい!」「やりたいことをやる」「でもできるだけ誠実であらねば」)
その4、
飛び込んだデザイン会社では当然ながら、実力のない自分の不甲斐なさに打ちのめされたけれど、不思議と後悔は爪の先ほども起きなかったこと。
(→「自分で決めたことの結果なら後悔しない」)
その5、
今も毎日、作り続けていること。
(→やっぱり「作りたい!」)
同じ状況の中にいても、受け取り方は人によって全然違うから、私の感情や決意は、もしかしたらヒマティオン的なものの訴えかもしれないし、その場その出会いに導いてくれたのは、何者かのご加護というか、手助け、ギフト、ボーナス?そういうものだったかもしれない。
<なぜ最初に設定したテーマと違うメッセージを受け取ったのか>
今ちょうどまた、これからどうするかの分岐点が近づいているのかも?
自分がそうしたいと思ったら、また大きく変えて良いのかも。
自分を檻にはめず、やりたいことを実行し、その結果起こることは悲しいことでも受け入れる。作って、完成させる。これまで生きてきた中でずっと課題としてあったことを再確認することが必要だったのかも。
【メモ】
<出てきたギリシアについて>
男性で、しかも石材卸しだなんて、渋い仕事が出てくるとは思わなかった。
でもギリシアが出てきたことには、納得感もある。
子供の頃、星座の本でギリシア神話を知り胸が熱くなったこと、
ギリシア哲学を学んだ時、ソクラテスに親しみを感じたこと、
ギリシア文学の世界観は身に馴染んでするする読めること。
そんなことから、地理的に遠い割にギリシアは私にとってもともと文化を近くに感じるような国なので。
そんな風に惹かれていたので、ギリシア横断一人旅をしたことがあり、最後に入ったアテネがすごく肌に合って、古代アゴラに行った時はなんというか「わー!」ってものすごく興奮したことなどを思い出した。
セッション中のリアルなイメージはその経験から作られたのか、前世が今の私の嗜好を作ったのか、どちらが先かは断言できないけど、私の中から出てきたものなのは間違いない。
<前世のイメージの中で感じた違和感>
セッションの中では有名なパルテノン神殿より、位置的に、ヘパイストス神殿ばかりイメージされたことが不思議。重要な決定もそちらでされていた様子。
あと、ヒマティオンってマントのことだし、そんな変な人名、ないんじゃないかな、と。
本当は「名前は?」と聞かれてすぐ「ヒマティオン」という単語がポンと浮かんできた。でもそれが衣服の呼称という知識があって、「そんな名前つけるかな・・・」という意識が働いてなかなか言い出せなかった。先生に「検討は後からやりましょう」と言われてようやく言えた感じ。
もっと人名って他にあるようなものなのに、ヒマティオンと浮かんで仕方なかった。
石工も調べてみると、当時、切り出すのも加工するのも同じ人、同じギルドだったという話が出てきた。あんなに作りたかったのなら、作れたのではと思う。
あとソクラテスのお父さんが、アテネの有力な石工だった、という話が出てきてそちらは少し「おお」と思った。ソクラテスに似ていると思った工房の親方が、ソクラテスの縁者かもしれないと想像したら楽しい。
出てきた戦争は、ペルシア戦争?だとすれば紀元前500年とか400年とか。
説得に行った島は、切り立った崖が印象的な島。崖といえばサントリーニ島が思い浮かぶけれど、島の名前はわからなかった。
また、セッションが終わってすぐ「あ、工房の親方は(今世の)父方のおじいちゃんだったかも。旧・奥さんは今の母親に似ていて、旧・長女は今の父親?」と思った。
特に今、父親に対しては共感するところが少なくて、前世で会ったことがあるほど縁があるように思っていなかったので、イメージが出てきたのが自分にとっては意外だった。
でも旧・長女なら、性質的に納得。関係性から言っても納得。
現・父親は現・母親に甘えているし、亭主関白な様子だと私の側では「調子に乗るな」みたいな気持ちが湧いてくる。
現・母親と出かけても小さい頃から「荷物を持ってあげなければ」みたいな気持ちが働くのも、前世で私が男性だったから?
あと、前世で自分を規制した一つの要因としてもしかしたら家族への責任もあったかも。
だから今世では、旧・奥さん、旧・娘である両親に、私がやりたい仕事をやることを認めてもらう必要があったのかも。
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case #22 M・Tさん (20代 女性) 初めての経験にテンションもあがり驚くことばかりでした!
<2010年1月 ロングセッション体験談>
今日、ロングセッションを受けたM.Tです。
○○年生きてきて、初めての経験にテンションもあがり驚くことばかりでした。
前世からのメッセージしっかり受け取りました。
自分が愛されていること、愛していること。
愛を伝えていくこと・・・・。
その気持ちをしっかり持って、大きな大きなぶっとんだ夢を叶えます!
是非、またお伺いしたいとおもいます。
今日ちょうど家に着いて、ソファに座った瞬間電話がなり、母からでした。
特にたいした話ではなくいつもならそれで終わるのですが、今日は何故か母は父に電話を代わり、父も「何だあ?」と少し照れていて、1言2言話して終わりましたが、なんだか少し幸せでした。
ありがとうございました。
セッション当日にご丁寧なご感想をありがとうございます。
Mさんは、○○歳の人生の中で沢山の体験をされていますね。
笑顔がとびきり素敵でその瞳にエナジーを感じました。
「自分が愛されていること、愛していること。
愛を伝えていくこと・・・・。」
すばらしいメッセージを受け取っていらっしゃいましたね。
お母様、お父様と電話で話されたのですね。
ご両親もMさんに会いたくなったのでしょうね。
「なんだか少し幸せでした。」・・・よかったですね。(^^)
潜在意識がオープンになるとすぐにいろいろな変化が始まります。
それはヒプノではとても自然なことです。
逆に顕在意識が強すぎる方は、シンクロや必然的なことに気づかないで通りすぎてしまうことも起こります。
電話のタイミングもMさんの潜在意識がオープンになっているからなのでしょう。
どうかこれからも顕在意識を大切にしたまま、潜在意識を感じていただけたらと思います。
MさんとMさんの愛されている全ての方の健康と幸せを心よりお祈りしています。
再びヒプノセラピーを体験してみたいなぁ、学んでみたいなぁと感じる時がございましたら是非、ご利用下さい。
お会いできますことを楽しみにしております。(^^)/
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case #21 M・Aさん (50代 男性) 両親についても、低学年の時の担任の先生についても、いやな役割を担っていただいて感謝です。
今日(2009/12/10 THU 10:00~)はヒプノセラピー(催眠療法)を受けてきました。 いわゆる前世療法です。スピリチュアル・カウンセリング(ヒーリング)との違いは、スピリチュアル・カウンセリングでは、カウンセラーが、クライアント(相談者)の前世を見て、クライアントに伝える事に対して、ヒプノはカウンセラーがクライアントを催眠誘導して、クライアント自身が過去世を見るという点です。 ただし、スピリチュアル・カウンセリングでは、前世を見る前に、“クライアントの今世での過去の体験等を、前情報無しで言い当てる”といったパフォーマンスで、初対面の人から信頼を得るという工夫も必要です。ヒプノは催眠誘導が必要なので、その分時間もかかり料金も高くなりますが、クライアントにとっては自分自身で直接、過去世を見る事ができるのですから、より深く知る事ができ、ヒーリング効果も高くなると思います。 ただし、クライアントの霊能力が高い場合は、スピリチュアル・カウンセリングにおいても、カウンセラーが見ている場面をクライアントが同時に見える場合もあります。
☆おしっこの多さに驚く ・・・まず、最初に驚いたのは、催眠誘導の時間は1時間40分だったのですが、終了後の尿量が非常に多かった事です。催眠誘導に入る前にトイレへ行ったのですが、終了後にトイレへ行くと、普段、朝起きた特の2倍以上ぐらいの尿の量が出ました。 8時間睡眠した後より、1時間40分催眠にかかっていた方が、尿量が圧倒的に多いようです。
☆催眠中の意識と感覚 ・・・催眠誘導に入っているときは、意識ははっきりしていて、顔がかゆければ、普通にかけるし、通常の瞑想と何ら変わりありません。 脳波等も覚醒時のリラックスした状態と変わらないようです(しかし、瞑想の時は脳波は変化するようです)。催眠中に自分が見ているビジョンについてですが、先生からの質問についても、ごく普通に答えられます。 逆に先生の誘導や会話があるから目を閉じてリラックスしていても、寝てしまわないで、覚醒状態を維持できているといえます。 したがって、もし、途中でトイレへ行きたくなれば、普通に行く事ができるようです。 尿量が圧倒的に多いという事が無ければ、催眠にかかっていたかどうかもわからないでしょう。
☆より深い睡眠 ・・・だいぶ練習をすると、もっと深い催眠状態に入り、痛み等が感じなくなる段階に入れるそうですが、最初からは無理と思います。 催眠深度が深くなると、前世で使っていた言語で話す事も出来るようです。 例えば、ドイツ語は全然知らないのに、催眠中に前世で使っていたドイツ語を流暢に話したりする事もあるようですが、この時は覚醒時にある顕在意識には無い能力なので、覚醒後に思いだす事ができず、催眠中の録音などを聞くと本人もそうとう驚くようです。 以下は今回の催眠中のビジョンの内容ですが、おそらく地球上に100以上ある前世の中から、もっとも影響のある前世を見るわけですから、平凡ではない前世を見ている事になるわけで、いつもこのような人生を経験しているわけでは無いと思いますし、もちろん、事実という根拠も無いわけです。
☆今回見えた過去世、ローマの将軍 ・・・今回の催眠誘導では、最初から前世に誘導され、降り立った地点が、ローマ軍の将軍として革靴と鋼の鎧を着て、焼け野原に立っている場面でした。 自分の容姿は、茶色い髪と長いひげ、緑がかったグレイの瞳の白人で、大柄な方ではないようです。下は黒いタイツで、鎧は膝ぐらいまであり、兜をかぶっていて、顔だけを出している感じです。 この時に、現実に、悲しみで胸が締め付けられ、涙があふれて止まらなくなってしまいました。 敵も仲間も多くの人が死んでしまい、その悲しみに打ちひしがれていたようです。僕自身は、超能力者なのか、部下が守ってくれたのか、圧倒的に強く、殺されることは無かったようです。 なぜそのような結果になってしまったかというと、そもそもは、ローマの民衆に絶賛され、国を守るという意気込みで、遠征に出たのですが、結果は、多くの人の死と焼け野原でした。 その後、世の中に関わりたくなくなり、山に入り、美しい自然の中で、一人で生きていったようです。 この“世の中に関わりたくない”という思いは、現世にも影響を受けているようです。 これは、自分でヒーリングをしていた時に見た前世ですが、この後、日本(西暦1600年ごろ)においても、名誉も地位もある武将として活躍しながら、無残な死を遂げた経験もあり、人の上に立つことによる恐怖(全ての部下を死に追い込んでしまう恐怖)というものを体験し、“人の上に立ってはいけない”という意識を現世に持ち込んでいるようです。 直前の前世が極道で、酒やバクチ、麻薬等で身を滅ぼしたのも、この影響があるのかもしれません。
☆天使 ・・・その後、催眠誘導で、先生は将軍の人生の中で、過去にさかのぼって、どうしてそのようになったかを探るように誘導したのですが、宇宙空間のような場所にいる天使のような存在の時までさかのぼりました。 天使の時には、なにか祈りがあったのですが内容は不明で、最初に地球に来たときに美しい自然に魅せられて、また、自然の中に小さな村を作って暮らす人類を可愛く思い、人類の力になろうと地球に関与するようになった事が、始まりのようでした。 その後、なぜ怒りの感情を持つようになったかという答では、大規模な核爆発のイメージ(これは未来像ではなくシンボルの可能性がある)がわき「人類がこのまま競争と争いを続けると放棄につながる」から、それに対しての怒りのようでした。
☆地獄界 ・・・また、それに強く関わる場面へと誘導をされると、地獄界のような暗闇の中で、多くの人の頭の上だけが川のようになっている場面へとイメージが移って行きました。 天使となった僕がその上空を飛んでいる感じです。 多くの人が立った状態で密集しているので頭の上の部分しか見えない状態です。 髪の毛は無く、灰色のような感じです。 低い場所に亡者が密集し川のようになり、少し高い部分は黒い岩肌のようになっています。 音や会話は無く、内に閉じこもり何の表現も無い多くの亡者が、外界との関与も無く、ただ存在し、落ちるところまで落ちで、低いところに溜まった感じでしょうか? ☆ミイラ・・・ そして、その中で最も縁がある人へと誘導を受けると、怨念があるミイラのよな老婆が見えてきました。 足を立てた状態で座り、ぼろ布を頭からかぶり、怨霊のような黒いガイコツの顔と指だけが見えています。 そして、そのミイラの生前へと誘導を受けました。
☆マヤ ・・・そのミイラの生前である、容姿端麗な美しいエジプトの美女のイメージへと移ってゆきます。 年齢は36歳。 癒しの能力が強く、スフィンクスの横に立ち、スフィンクスが友達で、スフィンクスと、たわいもない日常的なコミュニケーションをしながら、幸福感を感じているような存在でした。 (僕はいろいろなフィギュアを持っているのですが、大きなスフィンクスも持っていて、足元にカギなどを置いています) その美しい女性(僕)は王家に所属しながら、目立たない存在で、大きな寝室や食堂でも常に一人で過ごしている孤独な存在でした。 時代は、紀元前3000年頃。 僕は社会科や歴史の学校の成績が恐ろしいほど悪く、理論やストーリーの記憶は非常に良いのですが、年代や名前等の記憶が非常に苦手で、特に年代の見当がつかないのですが、後で、エジプト文明について索引してみると紀元前3000年となっていましたので、催眠時のビジョンは正確という事でしょうか? そして、もっとも気になる召使への意識へと誘導を受けました。 召使(めしつかい)の名前は“アラ”で60歳代の女性。 召使に質問をすると、僕の名前は“マヤ”で自分(召使)にも気をかけてくれる優しい女性という事でした。 そして、マヤの幼少期へと誘導を受けました。 洞窟の中のような狭い部屋で両親と暮らしています。 マヤの年齢は4歳。 部屋の中心にある焚き木の近くで遊んでいます。 好きなのはお父さんで、黒い長いひげを生やしたがっしりした人。 お父さんは、マヤを非常に優しくて、かわいい子供だと思い溺愛し、優しく美しい女性に育つように願っていました。 母は、魔術師で、占いや病気の治療を行い、非常に忙しく、マヤにかまっている時間がなく、マヤは非常な孤独感と寂しさを感じていました。 そして、魔術師の娘であり、癒しの力があるマヤは王家に所属する事となり、孤独な人生を歩むことになったのです。この孤独感は、現世においても同じようで、影響を与えているようです。 そして、エジプトは争いや世界征服の時代へと突入していきます。 マヤは、それを阻止しようとするのですが、68歳の時、政府から追放され、1週間もしないうちに砂漠でぼろ布を頭からかぶり、膝を立てて座った状態で、飢餓死となりミイラとなります。 ☆癒し・・・ マヤは、自分の無力感、そして、人類の争いや世界征服等に対しての怒りの感情を抱き、怨霊となり、地獄へ落ちることになりました。 暗い紫の空に黒い霧のような雲が流れています。 そして、催眠誘導により、マヤに対しての救済の誘導が行われます。光の筋が降り注ぎ、ハイヤーセルフのヨセフ、そして、それ以上の次元の仙人等が連なって迎えに来てくれました。 マヤは神殿に戻り、美しい女神の姿へと変わり、多くの大天使たちに囲まれ 「よくやった!」 と、激励を受けました。
☆反省点 ・・・人類の争いを阻止しようと努力すれば怒りとなり、目には目にという事になってしまい逆効果となる。 人生で無理をしてはいけない。 見守ればよい。 また、今回は霊能力の開発目的もありヒプノを受けたのですが、現状で充分という事で、10年で自然と開花するとか? 以前、キリストからも「必要なのは能力ではなく愛だけ」とメッセージを受けています。 ☆幼少期 ・・・また、現世で、小学校に上がるときに母親は、自営業が忙しかった事もあり、 「名前がひらがなでかければ十分です」 という担任の先生の言葉を鵜呑みにして、その通りにした事で、 僕は小学校で、勉強を含め全ての事が全くできず、小学校1~2年の担任から虐待を受けて、学校や教育に対して恐怖を植え付けられ、無能な人間だという洗脳を受けました。 また、その時の担任が音楽の先生だったので、音楽に対しても恐怖を植え付けられました。 担任の先生も、虐待をすることで、僕に言う事を聞かせようとしたようですが、そもそも僕自身は故意で、できなかったわけではなく、早生まれでもあり幼なくて、読み書きを知らない事で、できなかっただけであり、虐待ではなく教育を受ければできたはずでした。しかし、これは、受験戦争や経済戦争などの競争や戦争には加わらないという、僕自身の意思だったと理解できました。 両親についても、低学年の時の担任の先生についても、いやな役割を担っていただいて感謝です。 しかし、そのような逆境の中でも、若い時期にコンピュータ技術者として働き出したときは(このころはコンピュータは一般には広まってはいなくて先駆け的な仕事だった)、恐ろしいほどの能力を発揮し、極めて高慢ちきな人間になるところでしたが、たった2年で体を著しく壊して、長年、地獄のような人生を歩むこととなり、わらをもつかむ思いでスピリチュアリティに導かれたわけです。
ご感想、拝読させて頂きました。セッションの録音はされていないにもかかわらず、詳細な体験談を頂き大変驚いております。様々な角度からご自身と向き合い、気づかれていて素晴らしいですね。M.Aさんの感じていたことの一つとして『・・・これは、受験戦争や経済戦争などの競争や戦争には加わらないという、僕自身の意思だったと理解できました。両親についても、低学年の時の担任の先生についても、いやな役割を担っていただいて感謝です。』ということがありましたね。これまで多くの時間持っていた感情を手放し、感謝の気持ちを感じていらっしゃるのですね・・・これはとても大きな変化だと思います。一度のセラピーこれだけの気づきを感じているM.Aさんに大きなエネルギーを感じました。すでに潜在意識と繋がっていらっしゃるのですね。退行催眠体験の中では、子供の頃に人から言われたことや押し付けられた価値観に苦しみ、悩んできたことが本当ではなかったことに気づくことがあります。これは人によって宗教的なものであったり、親の価値観であったり、先生の教え方、考え方であったり、宇宙の法則の考え方であったり、科学かもしれないし、いいえまったく別のことだったりもします。退行催眠を体験すると教え込まれて来たことや学んで自分が信じて来たことでさえ、時に自分の体験との矛盾や信じて来たことへの微妙なずれを感じることさえ起こります。こうした体験をとおして本来の自分や、自分の望む幸せや成功を邪魔している部分に気づくことで矛盾や思い込み、望まない固定観念から開放されていくのです。本当に素晴らしいことに気づかれたと思います。どうぞこれからもご自身の潜在意識を絶えず感じ大切にして頂きたいと思います。ご丁寧な体験談、ご感想を感謝申し上げます。
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case #20 C・Kさん (40代 女性) あの日以来想像力を駆使していろいろなことを思い考えこじつけて楽しんでいます。
先日は素敵なセラピーをありがとうございました。
1週間が経とうとしていますが私の中ではまだ興奮冷めやらぬ感じです。
あの日以来想像力を駆使していろいろなことを思い、考え、こじつけて楽しんでいます。
ハンガリーの耳の聞こえない30歳という短い人生を全うした女性が私の過去世でした。
どんなふうに過去世を思い感じるのか想像もできない私でしたが、菅又さんの導きが素晴らしいのだと確信いたします。
徐々に鮮明に私の眼の前にその情景が広がっていく感じでした。
民族衣装の柄、家の形、部屋の様子、机の形、椅子の数、歳etc…こんなに分かるものなのかとびっくりでした。
そして私に代わってそこにいる家族を通して自分を見ることができることにも驚きました。
家族は少女のことをかわいいと思っていてくれていたことが彼らを通じて感じることができました。
過去世でも私は母との関係に問題を持っていました。
過去世の私がうるさくするから(耳が聞こえないため)母は私のことを嫌だと感じていると思っていたようでした。
しかし母の側から見てみると耳が聞こえない分厳しく育てなくてはという思いだったようです。
そして私は母に笑って欲いという思いも抱いていました。
母が私に厳しく接することが愛情であったのだと感じることはできたものの当時その厳しさの中の愛情を私が気づくには幼すぎたのでしょう。
そして同時に私の気持ちも母には伝わらなかったようです。
このようなボタンの掛け違いのような気持のずれは、現在の母と私とに共通するものがあります。
ここで私の想像力が暴走するのですが、もしかしたら私の中の罪悪感はこうした母との関係の中から生まれたのかもというものです。
その罪悪感がのちの場面修道会に入る決意をしている15歳の私にもつながっているのかもしれないとも思いました。
15歳になった少女はどうも好きな人が自分のもとから去ってしまったことをきっかけに修道会に入る決意をしたようでした。
ただ自分で決意したとはっきり言っているものの「本当は嫌だった」とも言っているのです。
自分で決断したにもかかわらずそれを否定する矛盾した気持ちがあるのは現在の私も同じですが、この感情こそが罪悪感から生じるものなのかもしれないと思ったのです。
私は彼の後ろ姿をずっと見ているものの、怒りや悲しみ苦しみを感じることはなく、むしろそれを当然のことのように受け入れていました。
普通そういう状況であればなにか強い感情を感じると思うのですが…もしかしたら耳が聞こえないという障害が周りの人々に与える影響を申し訳なく思っていたのかもしれない。
そうやって周りの状況を詮索し、先取りして自分の思い込みで本来自分が強く願ってやりたいと思っていることよりも自分本意ではなく他人を優先してしまうことにも通じているのかもしれないとも思いました。
その少女の死の場面30歳という若さでしたが、彼女は大好きな花に囲まれてとてもきれいでした。
頭上には神父様が、周りには家族はおらず修道女のような方たちがいらっしゃいました。
「彼女はもう生きられない」「神父様にとって大切な人だった」ことが神父様を通して分かりました。
私は最後まで愛されていました。
耳が聞こえないという障害があっても…満ち足りた気持ちで死を迎えたのが分かりました。
彼女は微笑んでいました。
それを見てとても幸せな気持ちを味わうことができました。
この人生で「愛すること」を学び「このままでいい」と言った彼女は「思い伝えること」が私に必要なものだと教えてくれました。
正直この3つの言葉が私の口から語られることが不思議で仕方ありませんでした。
「愛する」という言葉はカトリック信者である現在の母がよく使う言葉ですが、どうしても偽りのように感じてしまう自分がいたからです。
「このままでいい」は今まで一度も心から感じることができなかったことです。
いつも人と比較したり、自分のだめさを数え上げてはこのままではだめだと思い不安な衝動に突き動かされて行動することが多かったからです。
もしかしたら「愛する」ことを感じて「このままでいい」と思えれば私は、ずっと楽に過ごせるのかも知れないとも思いました。
そして耳が聞こえなかった私はきっと言葉で表現することにも困難を抱いていたはずです。
現在私が自分の思いを言葉にして相手に伝えることが苦手なのも当然で今生では当時できなかった自分の思いを相手に伝えることが「愛すること」と「このままでいい」ことを容易に実行し感じるための方法なのかもしれないとも思いました。
そして「音楽」をやって欲しいという過去世の私からのメッセージ…偶然にも四十路に突入するのを記念に3年前に始めたヴァイオリン、きっと必然だったのかもしれないとも思いました。
他にもいろいろ思うところがありますがこの辺で…
充実した2時間でした。自分では30分位に感じましたが2時間も、そしてほぼ2時間涙・涙・涙でした。
癒しの涙という説明の通りとても穏やかな気持ちになりました。
そして自分の顕著な変化に気づいたのは次の日職場に行った時でした。
人の中で今まで感じたことのない穏やかな空気を感じることができました。
「愛されているのだ」という自信でしょうかはたまた「このままでよいのだ」という心のゆとりでしょうか、自分が変わったという感じより人とのかかわりに違う風が流れ込んできたような感覚を味わいました。
まだまだ沢山のヒントがこの2時間のセラピーの中にあり、さまざまな折に現在の自分に結びつけていくことができるのだと思います。
この楽しく心地よい体験を近いうちにまた体験したいと思っています。
知りたい気持ちが胸一杯に広がっています。
その時はまたよろしくお願いいたします。
そして素敵な時間をありがとうございました。
菅又さんのセラピールームに伺うことができて幸運でした。
Cさんが短い間に深く、そして沢山のことに気づかれていて驚くばかりです。
Cさんのヒプノの楽しみ方・・「こじつけて楽しむ」という感覚がとってもいいですねぇ!
ワクワクドキドキ楽しむ感覚のものにアクセスしていくと自然と潜在意識と繋がっていきます。
より望む状態へと変化していくことが出来ます。
Cさんが気づかれた・・・『もしかしたら「愛する」ことを感じて「このままでいい」と思えれば私はずっと楽に過ごせるのかも知れない』は前世療法を体験した多くの方が感じる一つでもあります。
今の自分のことを大切に思える気持ちってすばらしいですね。
「このままでいい」・・Cさんが感じたことはヒプノセラピーの本質でもあります。
催眠状態とはある角度ではその状態そのものが「このままでいい」を体験することなんですよ・・この気持ちをどうぞ大切にされて下さい。
そしてヴァイオリン、素敵ですね。
音楽からも新たな変化がきっと起こってくることでしょう。
人が心地よい変化していく時、必ずそこにあるものって何だと思いますか?
それが安心感、リラックスなのです。
音楽はCさんの心と体、そしてCさんのまわりの方の心と体にもリラックスを広げていくことでしょう。
人は潜在意識からのメッセージを感じはじめる時、それは自然に、時にびっくりするほど楽に、楽しく生きることができるのです。
ご一緒させて頂き、Cさんの奥深い心の力、魂のエネルギーを感じました。
これからもヒプノを日常に取り入れ楽しんでいただけたらと思います。
お忙しい中、体験談を頂きましてありがとうございました。
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case #19 H・Aさん (40代 女性) この世もまだ先はわかりませんが、本当に貴重な体験ができました。
特に、わたしはギリシャ人の「アグリ」という名前でしたが、催眠療法中ですら「アグリ」って確か韓国人の名前じゃない?と疑っていたのに、家に帰って調べてみるとギリシャでも有名な神殿(日本では無名)や名前によくある名前でした。(アグリフィスなどアグリから始まる言葉が大変多かったのです。そんなことをまったく知らなかったので本当驚きました。そして前世の自分が口も聞いたことのない男性を愛し続けてその人の死後20年も思い続けて励みにして自分の仕事をまっとうしたという話でした。実はわたしの愛する人も命の期限を宣告されています。にもかかわらずわたしは彼と添い遂げられない運命なのです。それでもアグリに比べれば言葉を交わし一緒に時を過ごせたことは幸せだと、そして時代が違うとはいえ、カノジョの純愛に感動しました。残念ながらこの世でも成就できない愛かもしれませんがアグリより身近にいられましたし、短い時間でしたが彼と一緒にいられた時間は尊く、幸福で、その時間が与えられたことに感謝できるようになりました。本当はわずか一年のお付き合いだったので「短すぎる。人生は残酷だ」と思っていました。けれど今は「一年も幸福な時間を過ごすことができて彼にも運命にも感謝できるようになりました。そしてふしぎなことに翌日彼と再会できました。もう二度と会えないとも思っていたのに。そして、どこまでできるかわかりませんがお互い別の道を歩みながらも互いの無事を祈れるよう、時々会えないかというわたしの提案を驚きながら受け入れてくれました。彼はわたしの気持ちに驚いているようでした。けれどわたしの愛を信じていたようでした。前世の話を聞いていたから今の「会えるだけ」「笑顔をみて相手の幸せを願えること」をまっすぐ心から思ってお願いできたせいかもしれません。この世もまだ先はわかりませんが、本当に貴重な体験ができました。ありがとうございました。
<追記>
わたしはギリシャに行ったことがあります。観光しても特別何も感じませんでした。実際行った場所の景色と今回みた景色は「これがギリシャ?」というくらい違ってましたし・・・しかし300~400年経っていますしわたしが住んでいた場所とちがうのだから当たり前ですね。ただ、わたしは20数国海外に出かけていますが初めての海外はギリシャでした。(目的地に行く途中立ち寄ったのです)そしていまだに海の青さだけには感動したのを思い出しました。海。わたしと彼が出会ったのも青い海のそば。白い帆船の前でした。そして少しだけ見えた未来にも青い海が写っていたことを忘れません。
H・Aさんお心をオープンにして下さりありがとうございます。
愛していらっしゃる方と現実の世界でご一緒になれないこと耐え切れない思いですよね。肉体はいつしか終わりの時を迎えますが魂は終わることがないのです。潜在意識は時にH・Aさんが感じられたように顕在意識がびっくりするようなことを思い起こし伝えてくれます。今ある問題や課題の一番関係のある世界、レベルへと誘い、その体験を通して学ばせてくれるのです。ヒプノセラピーを体験すると潜在意識と日常の中でもアクセスが始まっていきます。より“ありのままを受け入れていく”ことが始まるのかもしれません。H・Aさんの彼を愛するお気持ちに感動しました。彼へ愛の深さが彼と再び会うことを惹きつけているのかもしれません。どのくらい一緒にいたかも大切なことかも知れませんが、それ以上にどのくらい人を深く愛せたか・・それが重要なことですね。愛することは素晴らしいです!セッション中、アグリの純粋に愛する綺麗な心とH・Aさんの彼を深く愛する心が一つになっているのを感じました。どうかこれからもありのままの気持ちを大切になさって下さい。そしてどうかお体を大切にされて下さい。H・AさんとH・Aさんが愛する方の健康と幸せを心からお祈りしています。
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case #18 K・Sさん (30代 女性) 正直、一度のセッションでここまで気持ちが前向きになれた事に驚いています!
お会いした瞬間にK.Sさんの優しい笑顔とその温かいエネルギーを感じました。様々な状況の中でご自身に向き合っているお気持ちが私の体にジンジン伝わって来ました。K.Sさんが気づかれたこと「“あるがままに”私が存在し、彼が存在し、今の状況になったのも彼と本当の愛を勉強するための神様からの宿題なんだよーと言ってくれた気がします。」ということですね。K・Sさんが感じられたように潜在意識は記憶の宝箱なのです。その時、その時の今の課題や問題に関する全ての繋がりを潜在意識は覚えていてくれます。私達が生まれてからこれまで経験したことはもちろん、過去世での体験を潜在意識は全て記憶しています。そしてK・Sさんが見たという黒くて大きな瞳がとても印象的な子供の僧侶?を通じて、潜在意識は今とこれからの生き方さえ伝えてくれるのです。潜在意識とコンタクトを取り始めると今、すべき行動やあるべき生活習慣へと変化していきます。その変化は様々です。ゆっくりと変化していく方もいれば、パッと変化してしまうことさえあります。これが催眠の持つエネルギー、力なのです。「気づき」が沢山ありましたね。素晴らしいです!魂もそのエネルギーも成長し続けています。どうぞこれからも顕在意識を大切にしながら、潜在意識を感じて頂けたらと思います。再びお会いできますことを楽しみにしています。K・SさんとK・Sさんが愛する全ての方の健康と幸せを心からお祈りしています。ありがとうございました。
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case #17 T・Kさん (20代 女性) ヒプノセラピーを受けたことにより、気持ちにゆとりができた自分がいます。
いつも、人と居るのに虚無感や疎外感を感じていました。
誰かといないと寂しいのに、誰かがいるとそこから離れたくなる。
不思議な自分です。
ヒプノセラピーは沢山受けていますが、菅又先生ほど素晴らしい先生はいないと思っております。
菅又先生の話し方、雰囲気、やオーラがとても優しく、セラピーに入る前から涙がでそうになりました。
セラピーでは自分は、母から愛されているということを頭では理解していたのに、潜在的には理解していなかったんだと気付きました。
そして、私の中にあった虚無感や疎外感は生きていく上の糧であり必要なエッセンスだと気付きました。
先生のお陰で最近は同じ思いがでてきたら、あたしの糧なんだって思うようになりました。
少し成長できた自分がいます。
これに気づかせてくれたのは菅又先生のおかげです。
録音したセラピーも、空いた時間は聞いて自分に問いかけています。
本当にありがとうございました。
T・Kさんへ お忙しい中、感想をありがとうございます。「気持ちにゆとりができた自分がいる」ということですね。「自分は、母から愛されているということを頭では理解していたのに、潜在的には理解していなかったんだ」と気づいたのですね。沢山のことに気づかれ素晴らしいですね。T.Kさんは今まで何度かヒプノセラピーをお受けになった経験があり、ヒプノのトレーニングを積んだ方です。体験を積んで行くとより深く潜在意識と顕在意識の違いを確信することが出来て行きます。T・Kさんは「私の中にあった虚無感や疎外感は生きていく上の糧であり必要なエッセンスだと気づいた」のですね。多くの方が真の問題や課題の手前で足踏みをしています。顕在意識下での思い込みや癖などから抜け出せないでいるのです。真の自分、内側を探り、感じ、本質を知る必要があるのです。お母様のことをまるで自身のことでもあるかのように感じ、自分自身の虚無感や疎外感でさえ生きていく上の糧と感じることができるのですね。T・Kさんは、さらなる潜在意識を感じることができるヒプノ上級者であると私は感じました。本当に素晴らしいですね。これからも応援していきます。どうぞ顕在意識を大切にしながら潜在意識を感じ、真の人生の目的を感じていただければと思います。本当にありがとうございました。T・Kさんのご成功と幸せを心から祈っております。
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case #16 M・Tさん (0代 女性) 初めての経験にテンションもあがり驚くことばかりでした!
○○年生きてきて、初めての経験にテンションもあがり驚くことばかりでした。
前世からのメッセージしっかり受け取りました。
自分が愛されていること、愛していること。
愛を伝えていくこと・・・・。
その気持ちをしっかり持って、大きな大きなぶっとんだ夢を叶えます!是非、またお伺いしたいとおもいます。
今日ちょうど家について、ソファに座った瞬間電話がなり、母からでした。 特にたいした話ではなくいつもならそれで終わるのですが、今日は何故か母は父に電話を代わり、父も「何だあ?」と少し照れていて、1言2言話して終わりましたが、なんだか少し幸せでした。
ありがとうございました。
Mさんは、○○歳の人生の中で沢山の体験をされていますね。
笑顔がとびきり素敵でその瞳にエナジーを感じました。
「自分が愛されていること、愛していること。
愛を伝えていくこと・・・・。」
すばらしいメッセージを受け取っていらっしゃいましたね。
お母様、お父様と電話で話されたのですね。
ご両親もMさんに会いたくなったのでしょうね。
「なんだか少し幸せでした。」・・・よかったですね。(^^)
潜在意識がオープンになるとすぐにいろいろな変化が始まります。
それはとても自然なことです。
逆に顕在意識が強い方は、シンクロや必然的なことに気づかないで通りすぎてしまうことも起こります。
電話のタイミングもMさんの潜在意識がオープンになっているからなのでしょうね。
どうかこれからも顕在意識を大切にしたまま、潜在意識を感じていただけたらと思います。
再会できます事を楽しみにしております。
MさんとMさんが愛する全ての方の健康と幸せを心よりお祈りしています。(^^)/
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case #15 E.Tさん (40代 女性) 体験してみて、仏教でいうところの、内観に近いのではないかと思いました。これぞ自分の原点!というものを発見した心地でした。
お陰様で大変貴重な体験をさせていただきました。
あれから、録音していただいたMDを毎日聞き返して、今の自分と照らしあわせなが ら、心の中を徐々に整理しています。「前世の私」が悟りすぎていて、アドバイスが大掴みだったため、飲み込んで消化するのに時間がかかります(笑)
最初は先生にセッションについての詳しい説明と、相談内容についてのカウンセリングを受け、その後、リクライニングチェアで、セッションを受けました。 ゆっくり催眠状態に誘導され、顕在意識と潜在意識が平行して働いているのは、とても不思議な感覚でしたが、ライターという仕事柄、馴染みのある感覚でもありました。
そのぶん、あれは本当に前世だったのかなあ、という疑念がないこともありません。半分自分が考えだしているような、でも半分自分ではない誰かが考え、話しているような…。
しかしセッション前は、きっと生々しく罪深い過去生か、おどろおどろしいトラウマが、次々出て来るかもしれないと信じていましたので、その真逆の展開になってしまったことで、やはり自分の作為や創作の範疇を越えたものだったのかもしれないと、現在は思っています。少なくとも、自分の「本音・本心」ではあったでしょう。
「前世の私」がこれを言いたい、とうずうずしていると、先生がちゃんとそれを尋ねてくださるのには、驚きました。「前世の私」は漫然と話しますので、先生の的確な質問がなかったら、問題解決の糸口を絞り込むのは、なかなか難しかったですね。
必要なことをうまく聞き出すには、経験とテクニックが重要なのだと、改めて知ることもできました。
今回のセッションに直接導いてくださったのは、前世の私の指導者(神官)であった人でした。
催眠状態に入ってすぐに、指導者が私を呼んでいるのが、心に伝わってきました。 セッションを通じて再会することで、私に原点に立ち返るよう、諭してくださったのでしょう。 入滅する指導者の後を追いたいと願った時に、ひとりでにあふれた涙には驚きました。 自分の意思とはまったく無関係。先生から事前にうかがっていた通り、サラサラとした涙でした。 それが邂逅の喜びの涙か、別離の悲しみの涙なのかはよくわかりませんが、ある意味とても痛快で爽やかな涙でした。これぞ自分の原点!というものを発見した心地でした。
その時、指導者に言われた、「お前は生きなければならない」という言葉は、この世に取り残されてしまった、という残念な感覚として、その後も前世と今世の私の心の奥に巣食う、虚無感や哀愁のもととなったように思います。
相談内容に関係のある、重要な過去の場面をたどりながら、色々な話やメッセージをもらい、セッション自体は、約1時間半ほどで終わりました。
その間意識もしっかりしていましたし、やりとりも全部覚えていましたが、私にはほんの5分ほどにしか感じられませんでした。
最初は半信半疑のまま、先生と連想ゲームのようなやりとりをしているうちに、いつのまにか潜在意識の世界を訪ねていたという感じです。瞑想しながら、ぽつぽつ問答をしていたといいますか。体験してみて、仏教でいうところの、内観に近いのではないかと思いました。
その後、セッションを振り返りつつ、カウンセリング。
先生から決め付けるような指示は一切なく、こんなメッセージがありましたね、というまとめのおしゃべりをしている感覚でした。軽いお昼寝から目覚めた感じのところへ、先生が優しくお茶を淹れてくださったのが嬉しくて、妙にうきうきしてしまいました(笑)
セッション以来、私の心の中に繰り返し浮かぶのは、「生きているだけで充分」ということと、「気にするのはやめなさい」という、「前世の私」からの大きくて温かい言葉です。
今までは、仕事で神経が必要以上に過敏になってしまい、くよくよしたり悩んだりした挙句、精神的にまいってしまうことが多くありましたが、あれからはほとんどなくなりました。
「気にするのはやめなさい」と自分の口が言いながら、頭の中で、(お前は神経質になりすぎるよ)、という考えも過ぎさりました。前世の魂の成分が、私の中に残ったようにも感じます。
脆弱で繊細すぎた心が、おっとりと大きく物事を眺め、以前よりずっと落ち着きを帯びているように感じます。驚いたことに、お正月両親や兄弟と会っても、褒められたり感謝されたり、 今まで重くなりがちだった人間関係が、春風のように軽やかになっていました。驚きました。
私の振る舞いや言動は、変わっているとは思えないのに…。
私の悩みは、仕事と家庭の板ばさみになっていることでした。
仕事が認められれば認められるほど両立させることが難しく、夫との関係も微妙になりました。
それがもとで、精神のバランスを崩してしまったこともあります。それをどう解決するのがベストなのか、判断に迷い、大きなストレスを感じていました。
しかし今回のセッションで、自分にとって、伝えることは大切な仕事、役目と知り、自分に自信が持てるようになりました。仕事も家庭も、何もかもちゃんとやらなければと思い、追いつめれられた気持ちになっていたことも、自分の人生における優先順位事項を再確認したことで、何か上手く行かないことがあっても、ある程度は仕方がないと、割り切れるようにもなりました。
家庭のことも、仕事上の色々なことも、いい意味で、成る様に成る。こうと思う運命を自分で切り拓き作って行けばいいと、心を落ち着けることもできました。
恐らく、今後も夫ともめたり、あっちやこっちで衝突し、トラブルもあると思いますが、それにとらわれすぎず、必要以上に悩まず、先を見つつ、やっていけそうな気がします。
最後に私の前世は、命そのものが神様の恵みだと言いました。命あることに感謝し、ただひたすらに生きていく。簡単なようでいてとても難しいことですが、もらったメッセージを大切にしながら、これからも頑張っていこうと思います。
本当にありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
Eさんへ
ハードワークの中、セッション、そして体験談をありがとうございます。
頑張り屋で綺麗なEさん、素敵な笑顔がとても印象的でした。
「前世の私」を通して、多くの体験、気づきがあるのですね。
私が尊敬している前世療法を世界中に認知させた著名で精神科医であるワイス博士もお話されていますが、「全てのことには理由がある」・・何かが起こると、その時にそれがなぜ起きたか分からなくても、時の経過を辛抱強く待ってさえいれば、いつかその理由は明らかになってくるという・・・Eさんも前世療法の体験を通して、それに気づいたのだと感じています。
E・Tさんがイメージしていたように、なんとなく前世というと「生々しく罪深い過去生」や「おどろおどろしいトラウマ」など次々出て来るかも?と思いがちです。でも実は、その真逆の展開「淡々とした前世」を感じる方が多いのです。その淡々とした前世の体験の中にこそ、真の気づきがあるのです。
ヒプノセラピーは初めてということでしたが「セッションは約1時間半、やりとりも全部覚えている、でも5分ほどにしか感じられない」・・・これはEさんが既に日常的に潜在意識とアクセスしているからなのです。
クリエイティブなお仕事をされていらっしゃるEさんは、あっという間に深い催眠状態に入っていきました。多くのセッションを行っておりますが、Eさんは何度かセッションをお受けになった方のような体験をされているようでした。 全ての方が催眠状態に入れますし、深度に関係なく前世を感じることもできますが、Eさんの深度は、かなり深い状態であると私は感じました。
全ては自己催眠です。
催眠状態になると心と体が深くリラックスして、潜在意識の世界が活性化されていきます。その状態の中でしか感じ得ることができない「自分の本当の姿」「真の気づき」が生まれてくるのです。そしてその結果として自分の中に隠れていた、眠っていた「本来の能力」が引き出され、顕在意識での行動や、生活、性格など変化が起こり、より楽しく潤いある毎日を過ごすことが出来るようになっていくのです。
Eさんが体験され、感じたこと・・・「前世の魂の成分が、私の中に残ったようにも感じ、脆弱で繊細すぎた心が、おっとりと大きく物事を眺め、以前よりずっと落ち着きを帯びているように感じた」「驚いたことに、お正月両親や兄弟と会っても、褒められたり感謝されたり、今まで重くなりがちだった人間関係が、春風のように軽やかになり驚いた」「私の振る舞いや言動は、変わっているとは思えないのに…」潜在意識と繋がりだすと、人を変えようとしなくても勝手に周りが自身が楽になるように変化していくことさえ起こってきます。・・・本当に面白いですし、楽しいですよね!^^
Eさんは、ご一緒にいて驚くくらい多くのことに気づいていらっしゃいます。素晴らしいですね!
Eさんのようにまず、あるがままを受け入れスタートすることが「真の気づき」のために大切なことです。
どうかこれからも潜在意識の声に耳を傾けていって下さいね。必ずその時々に行くべき「真の道」が明らかになって行きます。
これからも応援しております。ハードワークをこなし、ご活躍されているEさん、本当に素晴らしいですね。
どうかお体を大切にされて下さいね。
今あるやりたいこと、やるべきこと、そしてこれから出会うであろうやりたいこと、やるべきことをご一緒の空の下、楽しんでやっていきましょうね!^^
お会いできましたこととてもうれしいです。
ありがとうございました。m(_ _)m
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case #14 Y.Kさん (40代 女性) 自分にとって大切な事を知る事ができて、前世療法を受けて良かったと思ってます。
セクションが始まって、最初は、これでいいのかな?という思いがあったのですが、初めに、みんなそうゆう思いがあると伺っていたのと、否定的な気持ちが出たら、その気持ちは、ありがとうと感謝の気持ちを込めて横に置いてを思い出して、これでいいかどうか分からないけど、良く見てみようと思ってました。
色つきの映像が見えて、見えないけど分かる、感じる!今でも、その映像と感覚が鮮明に残っています。とっても素敵な体験ができて、自分にとって大切な事を知る事ができて、前世療法を受けて良かったと思ってます。
菅又先生に、お会いして、やっぱりここを選んで正解♪って思ったんです(^^)セクション中の菅又先生の声、話し方、とっても安心できて、菅又先生に、任せていれば大丈夫、迷ったら助けてくれてる、私にも出来る!って思ってました。
アメリカの彼とは、他の前世でも会ってるって感じたのと、私には、他にも気付かなければならない事があるって感じるので、お金と時間を作って、また、伺いたいです。
この素晴らしい経験を、たくさんの方々が気軽に受けれる日本になるといいですね。
本当に、素敵な体験をありがとうございました<(_ _)>お体に気を付けて、これからもみんなを幸せにするお仕事を楽しみながら頑張って下さい。
素敵なお仕事ですね(*^^*)
書き忘れた事が・・・
冷え性で、手足が氷の様に冷たくて辛かったのですが、手足の冷えが減りました。氷の様に冷たかったのに、今日は、冷たくないのと言って、父の手を触れたら、父は、私の手が冷たいのを知っていて、いつも、私に触られると怒っていたので、一瞬逃げようとしたのに、触れたら私の手の方が温かかったので、自分の手の方が冷たいと驚いていました。
これから、益々寒くなる=ツライ、憂鬱だったのですが、今年は、これからは、今までよりもラクに過ごせると感じて、とても嬉しいです。以前から、ときどき右肩がこって痛くて眠れない時もあったのですが、昨夜から、右肩の痛みが酷くなってしまいました。
まだ、思い出さなくちゃいけない事があるよと言うサインなんだなと感じます。まだまだこれから、変化に気付く事があるのだろうなぁ~。。。と感じています。本当に、本当に、前世療法を受けて良かったです。ありがとうございました。<(_ _)>
また、お会いできるのを楽しみにしてます。
Y.Kさんへ
お忙しい中、体験メールをありがとうございます。 セッションを体験されていろいろなことに気づき、感じられていらっしゃいますね。手足の冷えが減ったということですね。良かったですね。・・すべて自己催眠なんですよ。Yさんの内なるエネルギー(潜在意識)がより望む状態にしてくれているんですね。そして、Yさんの自身に向き合っていこうというお気持ちがあるからなんですよ。素晴らしいですね。 ヒプノセラピーの退行療法(前世療法、年齢退行療法など)効果の一つに現在の問題や課題の原因を探り(感じ)、古い行動パターンや望まない感情、癖などを変化させ、新しい思考態度を定着させるということがあります。心の変化だけではありません。メールを頂いたように、冷え性が改善されたり、時には体に持っている病が軽減、解消される報告も決して少なくありません。自己催眠でトレーニング、強化することによって、今ある課題や問題により効果的に働いていきます。無理なくゆっくりヒプノを楽しんでみて下さいね。 Yさんの優しいエネルギーをずっと感じていました。ご家族様への愛、そして全ての大切にされている方への愛で溢れていらっしゃいます。Yさんのすぐ前に無限の可能性が広がっています。愛する方を大切にしながらYさんの好きな道、望む道に進んでいってくださいね。これからも顕在意識(思考)を大切にしながら 感じる感覚(潜在意識)にも絶えずアクセスしていって下さい。セッションをお受けになった方々へ無料の電話カウンセリングも随時行っております。私に何かお手伝いできることがあればなんなりとお問い合わせ下さい。Yさんをずっと応援しています。お体を大切にされて下さいね。 YさんとYさんが愛する全ての方の健康と幸せを心からお祈りしています。
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case #13 M.Yさん (20代 女性) たくさんのメッセージを受け取り、何か大事なことを理解し、心と体がクリアになったような気がしました。
私は漠然とした不安と、何か行動を起こすときに2つの相反する考え「大丈夫!」というポジティブな考えと「ダメダメ・・」というネガティブな考えがあり、最終的にネガティブな考えに取り込まれていくような感じで病気が長引いてしまったりしていたため、何か根本的な理由を探し、解決できればと思い、初めてのヒプノセラピーを受けました。 本やTV番組などでセラピー様子を見たことがあり、なんとなく映画のようにストーリーがすすんで行くのかなと想像していましたが、私の場合は写真みたいな感じで一つひとつの場面が浮かび、音声は特に聞こえないのですが、人物の話していることが頭にポンと浮かんでくる状態でした。前世で浮かんできた人物は男性。目鼻立ちのはっきりした小麦色の肌、黒い髪、黒い眼の砂漠みたいなところに住んでいるイメージです。前世の自分は、幼少期の辛い過去から乗り越え、やさしい人に見守られながら、責任ある仕事につき、美しい妻を持っていました。そういうイメージは今も思い出せるのですが、発言した内容は大事な部分を忘れている感じで、今更ですが録音しておけば良かった・・・と後悔しています。でも、前世の自分から「自信を持ってやりなさい。進めばわかる大丈夫」「辛いことがあっても必ず次に幸せがくる。どんな辛いことがあっても、必ずやさしい人が手を差しのべてくれる。人は人と支えあって生きている。もっと広く心を持ってほしい」など、たくさんのメッセージを受け取り、何か大事なことを理解し、心と体がクリアになったような気がしました。セラピー後は喉が渇き、体はポカポカで汗をかいていて、いつの間にか泣いていたらしく、まつ毛がパキパキでした!あと、恥ずかしい話ですが、尋常じゃないくらい排泄物が出ました!!すごく満たされた気分で体も軽く、びっくりでした! 思えば、このサロンを見つけたのも、なんとなくヒプノセラピーで検索し、こちらのサロンを見つけ、あまり迷うことなく予約していることから、必然的にこのセラピーを受けることになっていたのかもしれません。
今回、とても貴重な経験となり、心身ともすごく満足しています。まだカウイのメッセージで理解していない部分もありますが、これからの経験の中で「これか!」と気づければいいなと思います。今後も心と体が望むときにセラピーを受けたく思っていますので、よろしくお願いいたします。
M.Yさんへ
Mさん、たくさんのことに気づいていらっしゃいますね!素晴らしいですね。「たくさんのメッセージを受け取り、何か大事なことを理解し、心と体がクリアになったような気がしました」ということですね。良かったですね。ヒプノセラピーのプロセスそのものに心と体を癒すエネルギーがあります。Mさんが話されていたように体験中も体験後も涙、汗、排泄物など多くの水分がびっくりするほど出ます。この涙は潜在意識からのものでヒプノの涙、癒しの涙です。必要の無いものが汗や排泄物となってたくさん出て行きます。顕在意識はびっくりしているかも知れませんが、潜在意識は当然のことのように必要ないものを出してくれるんですね。「必然的にこのセラピーを受けることになっていたのかもしれません」まさしくヒプノセラピーでは「出会いは必然」と言われています。Mさんにお会いすることができてとてもうれしいです。*^^*
Mさんが最後に受け取ったメッセージは「人は一人じゃない、もっと頼って自分で全部抱えるな」でしたね。 Mさんは、とてもピュアな方です。優しいエネルギーで溢れています。これからもMさんのありのままを(潜在意識)感じて頂けたらと思います。 自らの湧き出ている真の言葉に触れた時、人は解放されていくのでしょうね。Mさんがまたヒプノに触れたいと感じたとき、お会いできたら幸せです。
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case #12 K.Mさん (40代 女性) いるものといらない ものがわかってくるという意味がわかってきました。
GIDの子供と伺って、その後私もセラピーを受けた者です。先生が子供のことに触れてくださっているとお聞きし、拝見したところ、私には言わなかったことが沢山書いてあり、しかも同じ場面を見ていることに気づきびっくりしました。目があかないこと、涙が出ることは聞いていましたが、白くて淋しい誰もいない場所というのを聞いていなかったのです。私もあの日、もやのかかっているようなさみしい場所を抜け、光に逢いました。とても不思議な感じです。あれから少しずつ先生が仰っていた、いるものといらないものがわかってくるという意味がわかってきました。急がなくとも、自然とそうなる。不思議ですね。
セラピーで見たオーラは先生のオーラですねきっと。慈愛のある綺麗な色でした。私は光を想像するとき、いつも暖色の光をイメージする癖があるんですよ。(裸電球を、目を細めて見たときみたいな光を)でもあの日は違った。先生の声を聞くだけ、話をするだけで、とても癒されます。ありがとうございます。私もヒプノを勉強したいとおもう今日この頃です。では、また。
K.Mさんへ
お忙しい中、メールをありがとうございます。お仕事、そしてお母様として本当にがんばっていらっしゃいますね。Kさんは、優しい光で溢れていますよ。カウンセリングの際、前世療法を世界中に認知させた権威、ワイス博士の本を手に「何度も読み返しているんですよ」とお話して下さいましたね。アンダーラインでいっぱいになったページを拝見した時、私の胸に熱い思いが込み上げてきたのを覚えています。お子様のGID(性同一性障害(せいどういつせいしょうがい、Gender Identity Disorder)のこともKさんは決して逃げることなく、ご自身のことのように感じていらっしゃいましたね。お子様の気持ち「どうなっていきたいのか」を傾聴されその気持ちを大切にしていらして本当に素晴らしいです。表現しきれない深いお気持ちがあることでしょう。
「いるものといらないものがわかってくるという意味がわかってきました。急がなくとも、自然とそうなる。」ということですね。素晴らしい気づきですね。大切なことは「自分がその課題や問題をどう受け取っているのか?」「そこに何を学ぶのか?」そして「どうなっていきたいのか?」ということです。前世療法では、「人はそれぞれがある役割を持って生まれてきた」とされています。その役割を感じることも前世体験の一つです。どのような前世体験であったとしても、その体験はKさんの今とこれからをより平和で豊かで潤いある人生にする為の必要な体験だったと私は迷いなく信じています。お子様そしてKさんから続けて素敵な感想を頂きとても幸せです。Kさん、そしてお子様を心から応援しています。またお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。
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case #11 H.Hさん (50代 女性) あれから気づきがとまりません。
昨日は素晴らしい時間でした。あれから気づきがとまりません。共依存になりそうな危うい壁をのりこえ…学びながら…生来のエネルギーをとりもどしながら生きてきたんですね。父が母を個性として認め、愛してきたから…依存ではなく捕完関係だったこと。母との愛のエネルギーバトルを今回、先生と代理で行い…卒業したこと…。出会った全ての方に…無限のありがとうを…〓ありがとうございます〓
追伸
「吃音と上手につきあうための吃音相談室」伊藤伸二著(芳賀書店)の中に吃音の研究者バン・ライパー博士の言葉が紹介されています。「吃音を受け入れることはまず大切なことですが、単に自分の吃音を受け入れるだけでは十分ではありません。それを公表するだけでも十分ではありません。自分に合った吃り方を学んでください」
今の母がまさにそうです。声の大きさをコントールできないので、爆発的ですが、自然な吃り方です。××弁に混じりこんで夫は全然気にならないそうです。私も吃りは感情の振り子と言葉の速度がずれているだけ…なのかなあ?と思います。母の強い生命エネルギーと父のおおらかな精神エネルギー…二つが合体しての私の生命なのだなあ…と愛しく感じます。今、また、誕生〓…菅又さんにお産に立ち会ってもらいました。白い光の中で素敵なお産…やさしいお声に導かれ…誕生〓とても感謝〓です。ありがとうございます〓
H・Hさんへ
「父が母を個性として認め、愛してきたから…依存ではなく捕完関係だったこと」「気づきがとまらない」・・・素晴らしいですね。 常にご自身に向き合っていらっしゃるのですね。お母様、お父様と血縁だけではありません。魂、集合無意識の中で全ては必然に繋がっているのです!H.Hさんの新たなエネルギーの誕生、お産に立ち会ったこと(浄化体験)、ご一緒できてとても幸せに感じております。人は、気づきによって本当に大切なことを体感しながら成長し続けていくのだと思います。H・Hさんの強くそして愛溢れたエネルギーを始終感じておりました。これからも絶えず潜在意識を感じながら過ごしていただけたらと思います。こちらこそありがとうございました。
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case #10 M.Sさん (40代 女性) 親子ってやっぱり深いところでつながっている?
セラピーを受けてからの様子を伝えたいと思います。
まずは、母への気持ちが心から晴れ大好きな気持ちでいっぱいになれました(^O^)。お陰様でわだかまりがなくなり、素直な気持ちで接する事ができました。また、息子が翌日からとても元気に遊びまわり二日後には給食を食べられるようになりました。
親子ってやっぱり深いところでつながっているのでしょうか?!自分が生まれて来る時の想いを思い出すたびに本来の魂のエネルギーと喜びを感じます。
かけがえのない体験をありがとうございました。
M・Sさんへ
お母様へのお気持ちが晴れ大好きな気持ちに慣れたのですね。゛素直な気持ち゛・・・素晴らしいですね!息子さん、給食を召し上がることができたんですね!!わーすごいな~!(^^) M・Sさんが感じている通り、ご自身と向き合おうとするそのお気持ちがお母様、息子さんと深く繋がったのでしょう。 M・Sさんは、愛され、存在そのもの、そのエネルギーが素晴らしいです。美しく、そして強く優しいエネルギーで溢れています。ご一緒にいて私もそのエルネギーを感じ、心地よかったです。 どうかこれからも潜在意識に絶えず向き合っていって下さいね。 これからもM・Sさんを心から応援しています。
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case #9 M.Kさん (30代 男性) ここ半年もの間取りたくても取れなかった、心の奥底の氣だるい疲れが1回のセラピーで取れました。
今回、ヒプノセラピー自体を受けるのは、私にとって初めてでした。私は普段、コーチングなどで様々な人の問題解決に携わっているのですが、そう言った生活の中で、最近は特に自分自身の疲れを感じる毎日でした。
特に最近は『自殺をしたい・・・』と毎日思いながら生活している人達にずっと関わっていたので、かなり自分自身疲れていました。
それと同時に、ここ1年半位はとにかく様々な事にチャレンジをしてきて、その中でも自分を癒す時間をあまり取ってこなかったこともあり、心の奥底に氣だるい疲れをずっと感じていました。そんな状態ですから、自分が年初に立てた目標に対して、そして10年先、20年先のビジョンに対しても、向かう自分が出なくなってきていて、『このままではマズい・・・』と約半年の間思ってきました。その為、自分を癒すという目的で、自然の中に身を置いてみたり、旅行に行ってみたり、と様々試してみたのですが、心の奥底にある何とも言えない氣だるい疲れは、どうしても取れなかったんです。
そんな時、私の師匠の一人から、過去生を知ることの意味や必要性の話を聴き、自分でセラピストの方を探していた中で、インスピレーションで菅又さんにお願いすることとなりました。
私も、ヒプノセラピーを受けることは初めてだったので、まずは電話で問い合わせをしてみたのですが、菅又さんの誠実な対応に、すぐに安心したのを覚えています。
と言うのは、私は人をコーチングしたりしているので、自分自身をコーチしながら、今までは自分の中で完結出来ていて、且つそれなりに勉強してきていましたから、そんな自分がいろいろやっても解決出来ていない・・・どうしたら良いんだろう?と言う状態でしたので、出口の見えない中で、実のところ不安もあったんです。あまり人には見せないのですが・・・。
でも、電話での対応を初め、実際にお会いしてからセラピーが終わるまでの間の菅又さんから発せられるエネルギー、決して相手を否定せずに受け入れる姿勢などに接する中で、最初は緊張していたのに、氣付いたら・・・と言う感じでした。
セラピーの中で私が自分の中から引き出してきた答え自体は、実際のところ今まで私が自分と対話して引き出してきた答えとほぼ同じでした。そう言った意味で、やっぱり自分のしていたことは正しかったんだ!と言う更なる確信を得るに到りましたが、何より一番セラピーの効果を感じたのは、今まで約半年の間にいろいろ試しても取れなかった【心の奥底にある氣だるい疲れ】が氣付いたら取れていたことです。それが何故なのか?は今でも分からないのですが、今は自分に必要な体験を素直にさせてあげれたからだなぁ、と言うふうに感じています。
なので、約半年の間ずっと取りたくても取れなかっ氣だるい疲れが取れたと言う点を考えると、今回は3時間コースでしたが、10万円の価値があったように私は感じましたね。
これからも、自分の状態を見ながらも必要に応じて、またお世話になりたいと思っています。こう言う経験は1回で終わりではなく、生きている限り、何度も自分に機会を与えてあげることが必要ですね。その際は、またどうぞよろしくお願いいたします。
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case #8 H.Nさん (40代 女性) 催眠に入る前から、すでに癒され始めていた・・
セッションでの内容は、最初は、「どうして、夫???」 という驚きの方が大きかったのですが、冷静に、現在の自分の状態を思い起こしてみると、菅又さんのおっしゃっていた、「その方に、一番大切な場面に行く」という言葉は、やはり、このことだなーと思いました。
症状として気になる所は、過食だったり、やる気の無さだったりするのですが、現在、その症状を起こしている根底は、夫との関係性というか、夫への執着が、そうさせているのだと気づきました。過食や、やる気の無さは、自分に不都合(不満?不安?怒り?悲しみ??その他色々な感情)がある時に、症状として出るもので、おそらく、その時々で、原因が異なるのだという気がしてきました。
そして、現在の一番の問題は、夫との関係、なのだと。。。ソウルメイトとは、実に問題なく、心は繋がっていますし、両親については、過去のカウンセリングや催眠、その他で、完全ではないにしろ、だいぶ良い状態になっています。やはり、今現在、一番の問題は、まさにセッションで出てきた、王子の、王様に対する、怒りの執着、と同じなのだと思います。夫に対する、怒り。裏切られた、受け入れてもらえない、自分勝手、自分のために周りを犠牲にするそんな夫に対する怒りに捕らわれて、日々、悶々と過ごしておりました。
夫は、自分のやりたいことの為に、子供達(夫も再婚ですので、前妻との間の子)や前妻をも犠牲にしたように感じます。
そして、私に対しても、小さな裏切りが結婚当初から、多数・・・・。
それらに、捕らわれて、私自身の人生を、全力で生きていなかったような気がします。
自分のやりたいことの前に、夫への復讐は??とか。
夫に振り向いてもらうために、良い妻になろう、とか。
仕事ばかりしているから、夫が浮気した・・・とか。
夫が浮気をするから、泊まりの研修は受けられない。
両親に誘われても、旅行にも行けない。
すべてに、夫が中心の生活でした。
でも、これは、夫に命令された訳でもなく、すべて、私の執着だったのです。
だから、王子は、“王様に捕らわれ、自らの命まで落としてしまった自分のようにはなるな”と、教えてくれたのだと思います。
夫との関係、ソウルメイトとの将来、そういうことよりも、まずは、私自身の人生を生きろと、教えてくれたのだと思います。
夫への怒りに惑わされず、ソウルメイトとの未来に、甘い夢を見るのではなく、とにかく、今、ここにある、私の生活を大切にして欲しいと、そんなメッセージだったのではないかと思います。
王子は、おそらくその人生の大半を、自分を愛してくれなかった、王様への怒りのみで、生きていたのです。そして、それは、どんなに愚かなことか、王子自身が殺されるという結末で、気がついたのでしょうね。
王様は、確かにひどい人かもしれないけれど、でも、それを正したり、罰したりできるのは、王子ではないのに。。。って、それは、私に言えることです。
夫が、たとえどういう人であろうと、その夫と、一緒にいたとしても、私が、私の人生を生きるべきだと。。。王子が教えてくれたのだと思います。
今日のセッションは、本当に、意味のあるものになりました。
自分では、過食や無気力という症状ばかりに目がいって、今、ここにある、問題が見えていませんでした。
今後、また、催眠を行うことで、過食という症状を選んだ原因が見つかるかもしれません。
でも、今、私に必要なのは、夫への怒り(執着)を手放して、自分の為に生きるということなのだと、今日の所は、理解しました。今は、とても、気分が楽です。
本当に、ありがとうございました。素敵なセッションをしてくださった、菅又さんに、心から感謝しております。そして、この、おそらく、偶然ではないめぐり合わせにも、感謝しております。
本当に、ほんとうに、ありがとうございました。
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case #7 H.Yさん (20代 女性) 私にはトラウマがある?
人並みの困難はあったにせよその度にそれを乗り越えられて、全てが充実していて幸せなのでセッションを受ける事には不安も無ければ寧ろその体験を楽しもう、と考えていました。
受けるきっかけになったのは私の大切な人に『私にはトラウマがある』と指摘され、その時は何気なく聞き流していたのですが、少し前に菅又先生に前世の体験をさせて頂いたので、もう一度その感覚を味わってみたいと思い、先生と再びお会いするまでは再度前世を体験したいと考えていました。
ところがお会いして最初のカウンセリングの際に、その大切な人の言葉を思い出して何となく退行催眠に移行しました。
セッションによって思い出された過去の出来事は、今までの私が強い殻で覆いかぶせ封じ込めていた出来事で、幼少期の私の悲しみ、苦しみ、嫉妬などがセッションのよって一気に介抱され、その時の気持ちを自分で受け入れる事で今の私に欠けていたものを見つける事が出来ました。
不思議な事にその後その過去の悲しい出来事と自然と向き合う事になり、過去の本当の癒しを受け取った事を確信しました。
今までの強さは本当の強さでは無く、自分の弱さを受け入れ理解する事で本当の強さと言うものを知る事が出来たのです。
セッションを受ける前の自分と受けた後の自分には大きな変化があり、私自信の事も周囲の事も今までより鮮明に見える様になりました。
結局は自分自身で解決しなくてはいけない問題なのですが、今まで気付かなかった事をこのセッションを通して思い出し、向き合える事が出来て本当に感謝しています。
私の様に何となく体験した事で沢山のものを受け取り、より幸せになる方々がいる事を願っています。
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case #6 N.Nさん (30代 女性) 大切な何かを一つでもいいから持つこと。
先生の声はもちろんのこと、BGMの音楽もちゃんと耳に入ってくるし、お部屋の外の声(マンションの住人たち)音も聞こえてきました。
でもイメージも色々出てきて…。
催眠はホントに生まれて初めてたったので、菅又先生の言葉に合わせて、色々と想像を膨らませていましたが、私がイメージしたものが、本当に前世に関することだったのか?と考えると今だに「?」です。
私が体験した“前世”。
ヨーロッパ中世の時代を生きた男性でした。一生涯一人で生きて、相棒は犬…。
これも想像の世界だといえば、そんな気がしてしまいます。
でも私の漠然とした疑問(不安)の根源が、“前世”の生き方の影響を受けているように感じました。
私の疑問解決はすぐできなくても、過去世で一人でいても寂しくも悲しくもなく生活していたことが、もしかしたら現世である私にも同じ体験(生き方)をさせてるのかもしれないなと思っています。前世の一生を終えた後のマスターからのメッセージで、「一人でいることが強いとは限らない。みんなといても、強い人間になれる」と聞いて(私が言った、とも言いますが)妙に納得してしまいました。 私は一人で何でもできるような人間になりたい!と思っています。
今でも。これから先も。でも一人じゃビクビクしてできないこともやっぱりあるんです。
小さいことから大きなことまで、色々と…。
でもこの言葉を聞いて、無理に一人で全部をやらなくてもいいのかな?と、思えてちょっと気持ちが楽になりました。
それともう一つのメッセージ。 「大切な何かを一つでもいいから持ってなさい」自分で言うのもなんですが、これもステキなメッセージだなと思います。
「大切な何か」は、もしかしたらこれから出会う「恋人」「友人」のことを指してるのかもしれません。
と、同時に今でも大事にしてるコト・モノも大切にしようと思いました。
この前世療法を体験して、改めて自分を見直すことができて、また自己分析もでき、また考え方も変えてみることができたなと思っています。
とてもいい経験をしたと感じています。
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case #5 K.Yさん (20代 女性) 素敵な体験をありがとうございました。
私は、彼や友人、家族など、自分と関わる人達との信頼関係を築きたいと最初のカウンセリングでお話をさせてもらいました。
私はふたつの前世を体験しましたが、その前世とカウンセリングでの自分の思いがどのようにつながっているのか分からなかったのです。
私の前世体験は、近く(少し上の方)から眺めている感じで、どちらも、まだ小さい子供でした。
はじめは10歳の女の子。古い時代で、場所はヨーロッパでした。
父親に買ってもらった新しい洋服を着て、鏡の前で自分の姿に見惚れているという場面でした。
素直に自分の嬉しい気持ちを父親に伝えると、大きく、暖かく、抱きしめてくれました。
ハッキリとは見えませんでしたが、その時そこに現在の父を感じたような気がして、自然に涙があふれてきました。
もうひとつは、3歳くらいの男の子。そんなに古くない時代、アメリカ人でした。
飛行機のおもちゃが大好きで、たくさんある飛行機の中からいつもその日のお気に入りを選んでは楽しく遊んでいました。
クリスマスの日に誘導された時、同い年の女の子に出会いました。
それは彼でした。そして、お互いに大切にしているおもちゃを交換し合うのです。
不思議な気持ちでした。
だって、ほとんど初対面で言葉もそんなに交わしていないはずなのに、どこかあったかくて、こころのまま...何かに惹かれるかのような・・・そんな感覚だったのです。
次の場面では、私はもう年老いたおじいさんになっていました。バルコニーの椅子に座って、自分の人生を振り返っているのです。
その人生がどのようなものだったのか、それはほんの一部しか分かりませんでしたが笑みがこぼれていました。あったかくて幸せな感覚。
とても幸せを感じていましたが、でもほんの少しだけ悲しさというか・・・うまく表現できませんが、そういうものも感じていました。
死のあと、私はオレンジ色の光になりました。
上昇していくと、うっすらとブルーがかったマスターの白い光が私を包み込みました。
そこでふたつのメッセージが浮かびました。
「自分を信じなさい」 ということと、「自分の主観だけでなく相手の声にも耳を傾けなさい」 ということ。
どちらの前世も、愛にあふれていて、私はとても幸せでした。セッションを受けるまで、私のこころはとてつもなく不安で仕方なかったんです。
でも、どちらの前世も愛にあふれた素敵なものだったということと、マスターからのメッセージによって、
"愛はいつもそこにある。
自分がネガティブになっていては、見えるものも見えなくなる。"
・ 自分は愛されているのだと気づくこと
・ もっと自分を信じ、そのままの自分で良いこと
私はそれに気づき、自信を持てるようにならなければいけないのだと思いました。
そして、自分を愛すること、そこから信頼関係が築けるのだということにつながりました。
自分を信じ愛することが出来なければ、誰かを信じ愛することなど出来ないですものね。
今は、ほんの少しずつですが、父との会話が増えつつあるような、そんな気がしています。
それから根本的な不安となっていた彼とも、少しずつ改善されてきています。
私達の中に愛はいつも流れている。
彼のこころにも耳を傾けてあげること。
そして自分を信じ、彼を信じること。
きっと、もっと良い関係になっていけるのではないかと思っています。
素敵な体験をありがとうございました。
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case #4 H.Yさん (34代 男性) すごく心が洗われるような体験でした。
前世療法ってなんか怪しいなあ、いかがわしいなあ、と半信半疑で最初は受けにいったのですが、 すごく清潔感あふれるお部屋と事前の催眠療法全般、前世療法についての丁寧な説明でぐっと落ち着いた気持ちで体験することができたと思います。
意識と無意識の境目にあるような催眠状態の中で、結局6名ぐらいの人のココロを渡り歩く感じは、 クリスマスキャロルのスクルージのような感覚でした。
ですが、引っ張りまわされているというよりは、行きたいところに自由に連れて行ってもらっているような感じで、 不快感は全くなかったです。
それぞれの人のココロを全て十分に感じられたかというとそういうわけでもなく、 あまり気が進まない人のココロには軽くふれるだけで、 特に入り込まなくてもそれを認めてくれるという先生に対する信頼感もセラピーが進むにつれてしっかりと感じられました。 そして、自分にとってのクライマックスは前世での死の体験とマスター(守護霊?神様?)との対話でした。
まず、自分の魂が肉体を離れていく感覚の中で味わったやるべきことをやった満足感と暖かな感じを味わいました。 その直後、マスターの前に立って「何かマスターから言葉を受け取りますか?」と先生から言われた時に、 自信を持って「いらない」と言えたこと、そして「何か今世の自分に持って行きたくないもの、 置いていきたいものはありますか?」と言われた時に「何もない、このままの自分でよい」 と言う言葉がやはり自信を持って口をついて出たことは、僕にとって驚きでした。
でも、それを口に出すことで、漠然と自分の心にあった不安が自然と解消されていくような感じを味わいました。
その後、催眠から現実に戻ってきた後も心の中にあった不安がキレイに解消されていることを実感でき、 自分のやりたいことを久しぶりにはっきりと認識し、前に向かって進んでいこうという強い気持ちを取り戻すことができました。
催眠や前世療法は、どうしても怪しい、セラピストがクライエントを自由に操作するようなイメージがありましたが、 実際に受けてみるとセラピストの方は、クライエントがイメージの中で自由に動き回れるようにサポートしてくれるような存在なんだな、 と感じました。また、何か迷うことがあったときに受けてみようと思います。
どうもありがとうございました。
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case #3 S.Tさん (42代 女性) 私の前世が本当にあるのかどうかを知りたくて、受けてみようと思いました。
先生の丁寧なカウンセリングからスタートしました。カウンセリングを受けて、私はいつも「積極的になりたい」「自分が本当にやりたいことは何なのか知りたい」と強く感じていたことを発見しました。もともとは、私にも前世があるのか知りたくてセッションを受けに行ったつもりだったんですが、本当はやりたいことが見つからない自分に対して「自分はどうして行きたいのだろう?」という事を知りたくて前世療法を受けに行ったことに後になって気がつきました。
前世療法を受けて
誘導されて催眠に入るととても気持ちが良くてところどころ眠ってしまったようでした。ふと気がつくと先生のゆったりと落ち着いた声が聞こえてきて自分の意識が前世ではなく私の過去へと向かったようでした。私の中学生のころです。友達や母親と上手く行かず、いつもイライラしていました。早くこの家を出たいとばかり考えていました。そのころの感覚や感情をたどって行くと、しばらくして重要な場面になりました。
なぜか透き通った、でも重い空気を吸っている感じになり中世ヨーロッパの場面が浮かんできました。私は35歳の女性でした。人のことばかり気にして自分の気持ちを言えないでいる私でした。その転生の中でもイライラしながらも何とか母親をやり子供を育てていました。
別の場面では、しわくちゃな老婆となり80歳の人生を終わろうとしていました。最後に感じたことは、「好きなことをもっとやりたかった」「子供のことよりまず自分を大切に生きたかった」という思いでした。今世と繋がる思いに涙が急に溢れていました。催眠に入って、その人生を体験して「自分の好きなことをして生きたらいいんじゃないの」というメッセージを貰ったように感じました。
セッションを終えて
その転生もけっして不幸せではなかったけれど次の転生への目的を教えてくれたように感じました。前世が私にもあるのかと興味本位に受けた私ですが、自分の前世を体験できたことで、自分の人生を振り返ることができました。そしてこれからの人生をどうして行きたいかに気づくことができました。本当に受けてよかったと思います。ありがとうございました。
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case #2 K.Tさん (32代 女性) 同居している自分の母親との関係に悩んでいます。自分と母親の立場が逆転してしまっているのが負担なんです。ときどき右目だけが痙攣するのも気になります。そんなこともあり、前世療法を受けてみることにしました。
一緒に暮らしている実母が私に頼りきりで、まるで私の方が母親役を演じているようです。家のことだけでなく、母の身の回りのことや精神的なケアーまで、私が彼女に母親のように接してあげなければなりません。私一人が家庭内のストレスを抱え込まなくてはならないという錯覚に陥り、感情をコントロールすることがとても難しかったように思います。
カウンセリングで話していて、幼い頃によく大人の都合で突然引越しをさせられたのを思い出しました。大切なものも持てず、夜中にひっそりと知らない街へ引越ししたこともありました。大人の顔色を見て育ったように思います。いつも「自分がしっかりしなくちゃ」と言い聞かせて続けていないと、自分を保てなかったように思います。
前世療法を受けて
先生とカウンセリングをする中で「私は一人の時間を持ちたい」と強く感じていることに気づきました。催眠状態に入ってまず感じたのは、体が光に包まれているような暖かさです。時間がゆっくり動いていて、自分のための時間をすごしているんだと感じました。誘導して貰うと・・・古くて錆びている門にたどりつきました。とても暗い感じのするお屋敷です。私の体は始終温かく青紫色の光に包まれている感じがしました。何も聞こえない世界でしたが、この世界のことは全て知っているような気がしました。その転生での肉体が死ぬ直前まで進んだときには、深くて大きい暗い穴のようなところにいました。私は、40代の男性で孤独でした。その穴の中におかれたベッドに動く気力もなく横になっていました。家族は近くにいる気配でしたが、自分から家族とは距離を置いていたようです。
先生の誘導で、その時の望まない肉体の感覚や感情を十分に感じました。そして今の自分に繋がる「自分がしっかりしなくではならない」という思いでいっぱいなことがわかりました。自分の思う事をやり遂げたいという感情をセーブして生きていることを感じとりました。それは寂しく孤独な肉体の死でした。過去世の私は家族に執着が強く、その為にいつも自分のやりたいことは我慢して、母親のため、父親のためとがんばっている感じでした。その思いを誘導で過去へと手放してもらいました。自分を愛することより、まず母親や父親の面倒を見ようとしているのを感じたのだと思います。ずっと自分を受け入れることができずに生きてきたのだと思います。
セッションで気づいたこと
セッションが終わると、母親に優しく接したいと心から思うようになっていました。母を愛したいという一心が過去世と今を繋いだように感じています。セラピー後しばらくは、特になにか変わったとは感じませんでしたが、以前に比べて明らかに、母との関係が良くなってきたと最近は思います。
何より自分の時間を大切に考え、自分のために時間を使えるようになった事に気がつきました。母との時間を大切にしながら、自分の時間をも大切にするようになりました。右目の痙攣も明らかに少なくなり、気にならなくなりました。 今はそれほど感情を無理にコントロールする必要がありません。立場を逆転したような母との関係もこれでいいと思えるようになったことにびっくりしています。また、子供たちに対しても、感情を爆発させることが少なくなりました。前世療法を受けてよかったと思います。ありがとうございました。
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case #1 M.Yさん (45代 女性) 私は以前から精神世界に興味があったんです。いつも胃が重く違和感を覚えているのに、病院では検査をしても特に問題がないということなので、なんとなくこれは私の心の問題と繋がっているような気がして、前世療法を受けてみようと思い立ちました。
先生とカウンセリングをしていくと「すぐに自分の中に閉じこもってしまう自分」に気づきました。それからいつも、「一人になりたくない」という気持ちが、すごく強いことも分かりました。
そこで、今回は『一人になりたくないと強く思う時の、胃にある重い感じ』について、前世療法を体験することにしました。まずはカウンセリングの時間で、ゆっくりと自分と向き合ってみると、今度はまるで以前から先生のことを知っているかのように感じました。
前世療法を受けて
施療中いつでも元に戻れることや、自分になれることなど、催眠療法や前世療法の説明を受けたので、ちょっと安心して初めての前世療法を体験することが出来ました。誘導が始まると・・ゆったりと穏やかで落ち着いた声にみちびかれて、安心して催眠に入ったようです。途中、睡眠になってしまいそうでした。(笑)判りやすい言葉で誘導されるのでいろいろなイメージを引き出しやすかったです。
まず、過去の扉を開けると・・・石畳の街、真っ暗なところでロウソクの光がぼんやり壁を照らしている、そんな場所に、私はいました。そして行き着いた場所は、外が全く見えない部屋。ほかに人がいる気配もなく、壁には15世紀~16世紀の絵が飾られていました。そこにいる私は満足しているように感じる一方で、やはり寂しくて悲しい気持ちも感じました。
その部屋にいる私は、自分の世界の中に入ってイメージを膨らませていることが唯一の楽しみだったように感じとりました。この場面になると、気がついたら涙がどんどん溢れてきました。
先生の誘導にしたがって、そのときの自分の気持ちを十分に感じる事ができました。自分の気持ちになると「胃の病気で自由に外に行く事が出来ない」ということがわかりました。そんな状態の中で、祈り、自分の中に入り込み、イメージを膨らませて精一杯自分を楽しませて生きていたのです。そうすることで孤独を感じても、一人でもなんとか生きていくすべを持っていたのです。そして、その過去生での死も体験しました。その部屋のベッドでただ一人、ろうそくのゆらめきを見ながら、自分の人生を振り返り死んで行きました。修道士として満足だったようにも感じていたけれど、どこか寂しい、そんな気持ちで死を体験しました。その体験は特に怖さを感じるものではなく、ただ死を受け入れていた感じです。
こうして、過去世の自分の気持ちを深く考えたことによって、今の自分がすぐに内にこもってしまうことへの繋がりを理解しました。「こういうことだったんだなぁ」と、初めて分かって納得しました。
過去世の最後まで体験する間、先生は常に傍にいて私の気持ちを支えてくれました。涙が沢山出てきたことに私自身がびっくりしていると、先生は一緒にそれさえ感じていてくれたようでした。この時初めて、今まで誰といても、いつの間にか自分の中に入ってしまって一人の世界を作っていた私と向きあえるような気持ちになったのです。胃の辺りの重い感じがスーッと楽になっていきました。その後、段階的に今世へと戻る誘導をしてもらい、私の中で明らかに何かが過去から今へと繋がったのでした。
事後カウンセリングを終えて
セッション後は、また丁寧にカウンセリングをしていただきました。不思議な事に、胃の重い感じが消えたままなのを実感し、気持ちよくセッションを終えることができました。
本当にありがとうございました。また機会がありましたら宜しくお願いします。